宮古島からの便り[赤浜]|親泊宗秀のコラム|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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COLUMN

親泊宗秀

2016年8月13日更新

宮古島からの便り[赤浜]|親泊宗秀のコラム

宮古島市に住む親泊宗秀さんが沖縄・宮古島の自然や人々の暮らしをご紹介します。
沖縄を遊ぶ・楽しむ vol.01



昔から漁村として知られる久松地区(沖縄・宮古島市)の西側に「赤浜」と言う小さな漁港があります。整備された漁港は近くにありますが、そこは、係留されている船も五隻ほど、人気の無い場所で時代から取り残されたように、静かにたたずんでいます。

石垣を積み上げ、上部面にコンクリートを流し込んだだけのにわか仕立てでこしらえたような感じの防波堤が海に突き出て、陸側のスペースには、主(あるじ)から忘れ去られたサバニが雑草に埋もれながら横たわり、潮風に打たれ光沢のない乾いた船皮をさらしています。

けれど、潮騒の奏でる波の音は、昼と夜の狭間の中で、心地よい響きを楽しませてくれます。

カメラが好きでもっぱら夕陽を被写体としているのですが、撮影スポットとしては、他にない雰囲気を醸し出している所で、私にとって特別な場所です。

最も心を動かされるのは、風のない日に水面(みなも)が凪(なぎ)になると、空と海が一つになり、珠玉の世界が広がることです。



変わりゆくもの変わらないモノがある中で、夕陽の輝きだけは、変わらないでいてほしいもの。この小さな漁港では、赤浜と言われる由縁が想像出来ます。そこに身をゆだねると、光に満ちた一角は、いつも変わらない姿で夕陽を映し出し、美しい風景を止めています。



親泊宗秀のコラム
vol.11 東松照明写真展
vol.10 宮古島の原風景(池間島)
vol.9 
御嶽
vol.8 麺にこだわる島人
vol.7 孫の味方
vol.6 珈琲の香りを喫む
vol.5 光に満ちた世界
vol.4 宮古島の四季を感じる

vol.3 夜の帷(とばり)が降りるころ
vol.2 宮古島からの便り ロマン・空想は尽きない。
vol.1 宮古島からの便り[赤浜]

親泊宗秀

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親泊宗秀

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1959年3月26日生まれ
宮古島市職員

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