遠藤美絵
2017年7月5日更新
夏本番! 日差しと汗に負けないでキレイをキープする方法|遠藤美絵のコラム
遠藤美絵さんのfunokinawaコラム vol.12
夏本番を迎え、真夏の太陽が照りつける季節到来。日焼けしたくない、汗でメイク崩れしたくない、と試行錯誤されている方も多いのではないでしょうか。私自身もネイチャーウォーキングやレッスンでの、紫外線やメイク崩れ対策は必須ということで、今回は、一般社団法人 日本スポーツビューティ協会代表理事・橋本ワコさんに、日差しと汗に負けないで一日中キレイを保つコツを伺いました。
遠藤
この時期、気になるのが紫外線。日常生活はもちろんのこと、夏の旅行やスポーツ時にも日焼け止めは必須ですが、ぬり方のポイントを教えてください。
橋本
顔や体もぬる時のポイントは一緒で、「お肌で温めてから」。 日焼け止めだけでなく、本来どの化粧品も、「肌の温度になるとよりスムーズになじみやすくなる」という特徴があります。まずは、手のひらに日焼け止めをのせ、指でゆっくりなじませ、体温で温めてから肌にのせていきます。こうすることによって、ムラになりにくく、皮膚にこすって塗り込む回数も減り、肌ストレスの軽減にもなります。 特にスポーツする人や南国の方など、日焼け止めを使用する回数が多い方は、注意が必要です。
遠藤
なるほど。直接肌にのばさず、1回手のひらで温めてから、お顔にのせるのがポイントですね。では、日焼け止めの量についてはいかがでしょう?
橋本
まず、つける量を多くすることがポイントです。実は、ほとんどの方が肌につける量が少ないです。 実際に日差しが強い沖縄やハワイなど、南国にいる日本人の方は確実に量が少ないと感じます。特に、スポーツする人には「3倍の法則」とお伝えしています。例えば、ミルクタイプの日焼け止めでは、通常500玉1枚分が適量といわれていますが、実際はそれでは足りないので、3枚分の量をぬってくださいと、お伝えしています。
遠藤
最近はファンデーション自体にもUV効果があるので、そこに期待する分、UV下地は使わない方も多いと聞きますが。
橋本
最近はファンデーションもしっかりUV数値がありますので、そういう使い方をしている方も多いかもしれませんね。本当は、UV効果のあるファンデーション+下地にもUV効果があるものを使うことをおすすめしています。 例えばファンデーションのUV効果が30SPF、下地が20SPFとして、足したら50SPF効果がある、ということではないんです。肌にUV効果の層を重ねることが必要になります。
遠藤
そうなんですか! ネイチャーウォーキングで陽射しの中を歩く時などは特に、ファンデーションか下地か、どちらかUV値が高いものをぬっておけばいのかと思っていました。重ねることが大切なんですね。
橋本
大切なのは、UV効果があるもので層をつくる事なんです。
遠藤
日焼け止めの付け方だけでも、意外と知らないポイントがたくさんあることが分かりました。日焼け止めはこれからの季節も毎日使うので、大変参考になりますね。 次回は、汗崩れしにくいメイク法のコツを教えていただきます。楽しみになさってくださいね。
橋本ワコ
一般社団法人 日本スポーツビューティ協会代表理事
http://www.sports-beauty.com/
一部上場企業の役員秘書として実績を重ね、トップクラスのビジネスパーソンたちが輝く姿に数多く触れる中、人を輝かせる技術・理論をもっと追及したい、と発起。 ファッション、メイクを軸に、専門技術を独自の視点で活かした「トータルで人を輝かせるスタイリング」を追求している。 また、11年前よりランニングを始めたことから、パフォーマンスだけでなく、「スポーツする姿も美しく」を、waco流「スポーツビューティ」のモットーとし、スキンケア、メイクアップ、ウェアコーディネート、三つの柱で構成される、独自の「スポーツビューティ」を提唱中。
Photo:飯島美恵里 撮影協力:CHELSEA GARDEN
遠藤美絵のコラム
・vol.12 夏本番! 日差しと汗に負けないでキレイをキープする方法
・vol.11 〜大人の遠足〜 全てが世界基準! OISTツアーへ
・vol.10 雨の時のウォーキング
・vol.09 ウエアラブル
・vol.08 無理せず楽しくウオーキングを継続する方法
・vol.07 ○○しながらエクササイズ法
・vol.06 リムジンパーティーで過ごす極上女子会
・vol.05 エレガントに見える仕草
・vol.04 ガンバらない美の法則
・vol.03 痩せる座り方
・vol.02 キレイに立つだけ
・vol.01 おなか凹ませ呼吸法
この記事のキュレーター
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美呼吸ウォーキング主宰。
美しい姿勢と呼吸法を組み合わせた「美呼吸ウォーキング」メソッドを考案。自然体でしなやかな筋肉と美しいラインを手に入れるレッスンを開催。
ウォーキング講師として活動し始めた矢先、主人の転勤にて沖縄へ居住。
親戚も知り合いもいない土地で、一からレッスンを立ち上げる。
口コミで広がる生徒様に支えられ、通常レッスン他、企業・行政・イベント・各種講座にて講座開催。
沖縄本島のみならず、八重山地方・離島でもレッスン実績多数。
4年後、転勤にて神奈川に戻るが、月に1回のレッスンツアーを催行しレッスンを継続している。東京と沖縄を拠点に全国でレッスンを展開。
また、スタジオを飛び出し、自然と調和し五感で感じる地域密着型の旅を企画運営する 「地域みりょく発見プロデューサー」 として全国でツアーコーディネートも行う。