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2018年1月18日更新

燗酒のすすめ|湯煎で香りと質感まろやか

【fun okinawa・気軽にワイン 番外編 vol.10】
ワイン専門店「コート・ドール」ソムリエの小湾喜智さんが日本酒についてお話しします。


 

湯煎で香りと質感まろやか

燗酒のすすめ

日本酒は温めて楽しめる数少ない「飲用温度帯の広い酒」。温度で呼び名が違います。5度前後は「雪冷え(ゆきびえ)」、10度前後は「花冷え」、15度前後は「涼冷え(すずびえ)」、20~25度前後がいわゆる常温の「冷や(ひや)」、30度は「日向燗(ひなたかん)」、35度が「人肌燗(ひとはだ)」、40度「ぬる燗」、45度「上燗(じょうかん)」、50度が「熱燗(あつかん)」で55度を「飛切燗(とびきりかん)」と言います。

燗をつける一番良い方法は「湯煎」。鍋に徳利(とっくり)が約8分目まで浸かる程度の水を張り、沸騰させて火を止め、酒を注いだ徳利を入れて好みの温度まで温めます。「湯煎」は低い温度で燗をつけるので香りが抜けることなく、まろやかな質感のまま楽しめます。電子レンジを使う手もありますが、狙った温度にするのが難しくアルコールが揮発しやすくなって、香りと味わいが刺激的になることが多いのが難点です。

燗酒には一般的に、コクとうまみが強く香りが控えめな「純米酒」が向き、香りが高くスッキリ淡麗な「吟醸酒」は向かないとされていますが、蔵元で香味特性が大きく異なるので、細かいことは気にせずいろいろ試してみると良いでしょう。

料理は温度に合わせます。鍋料理やグラタンなど温かいメニューは全般的にオススメ。お酒も料理も温かく調和し、心も体もほっこり温まります。体温に近い燗酒は吸収率が高く酔いが早まるため、飲み過ぎが減るとも。この機会に楽しんでみては?


 

今月のオススメ!


「永田農法純米酒」
司牡丹酒造/高知県/1250円/必要最小限の水と肥料で育てることで質の高い穀物を得る「永田農法」で育てた高知県産米だけを使用。しっかりとしたうまみとコクが特長/和食全般



「金鶴拓(ひらく)純米酒」
加藤酒造/新潟県/1450円/環境に配慮した米づくりに自ら取り組む少量生産のこだわりの蔵元。農薬・化学肥料を使わず栽培した米を使用しており、やわらかくうまみのある味わい/和食全般



INFORMATION
気軽に自宅で楽しめる「お手軽で飲み頃な熟成ワイン」フェア開催中。若いワインとは一味違う円熟味のある味わいをどうぞ!


<1月のオススメ!日本酒>
「永田農法純米酒」、「金鶴拓(ひらく)純米酒」

<12月のオススメ!ワイン>
「ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェーズヴィオ・ビアンコ」、「パイパー・エイドシックエッセンシエル・キュヴェブリュット」

<11月のオススメ!ワイン>
「勝沼ブラン」、「穂坂マスカット・ベーリーA樽熟成」

<10月のオススメ!ワイン>
「アルダレス・アイレン」、「モルゴン サン・スフル/マルセル・ラピエール」

<9月のオススメ!ワイン>
「キュヴェ・ギョタク/ドメーヌ・ミットナット・フレール」、「ステーキ・ハウス/ハウス・ワイン・ワイナリー」

<8月のオススメ!日本酒>
「獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き50 発泡にごり酒スパークリング」、「獺祭 純米大吟醸 磨き2割3分」

<7月のオススメ!ワイン>
「ガタオヴィーニョ・ヴェルデ」、「コンチェルトランブルスコ・レッジアーノ・セッコ」

<6月のオススメ!ワイン>
「甲州ドライ」、「ダイヤモンド・コレクションクラレット」

<5月のオススメ!ワイン>
「ソアーヴェ・クラッシコ」、「ジュヴレ・シャンベルタン」

<4月のオススメ!ワイン>
「パランガ・ホワイト」、「シャトー・ミュザール レッド」



[文]小湾 喜智
ワイン専門店「コート・ドール」ソムリエ

ワイン専門店「コート・ドール」
http://cotedor-okinawa.net/
おもろまち店 098-869-2047
沖映通り店 098-862-2522
松山店 098-943-7248
小禄店 098-996-4207

『週刊ほーむぷらざ』気軽にワイン<10>
第1591号 2018年1月18日掲載

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