毎日のレシピ
2017年3月2日更新
春のトウモロコシご飯|楽ロビ
「楽ロビ」とは健康食「マクロビオティック」を取り入れやすくした料理法。
楽ロビokinawa 代表の大城佐和子さんがわかりやすく教えてくれる♪
気を養うトウモロコシ
先日、念願のやちむん市へ行ってきた。お目当ては、子どもたちの茶わんだ。なるべく陶器の器を使いたいと思っている。落としたら割れるのも一つの学びだし、食材のぬくもりも器から伝わる。実際、器をその時に買ったやちむんに変えたことで、10歳の長女はとても喜んでくれた。食事の時間が一層楽しみになったようだ。
やちむん市からの帰り、野菜を買いに行くと今が旬のトウモロコシがあった。黄色い野菜は、見た目にも鮮やかで元気をくれる。トウモロコシは中医学で消化吸収に関わる「脾」を補ってくれ、消化・吸収、体内のバランスを保つ働きを持ち、季節の変わり目に積極的に食べると気を養えるとされている。
みずみずしい生のトウモロコシは、ひげもぜひ食べてほしい。ひげには利尿作用があり、体のむくみをとってくれる。また、芯からは信じられないくらいおいしいだしが出るので、煮炊きする時には一緒に入れると良い。自然の恵みを丸ごといただき、明日の英気を養おう。
[レシピ]
春のトウモロコシご飯
トウモロコシ | 1本 |
米 | 2合 |
料理酒 | 大さじ1 |
黒ゴマ塩 | 適宜 |
1. | 米を洗いザルにあげておく |
2. | トウモロコシの実を削ぎ、ひげは取って刻む。 |
3. | 炊飯器にトウモロコシと米を入れ、いつもより少なめの水で炊く。芯も一緒に入れるとおいしくなる。 |
4. | 炊き上がったら芯は取り除き、食べる際に、黒ゴマ塩をかけていただく。 |
☆過去の「楽ロビ」☆
・トウモロコシご飯
・サトイモの豆乳シチュー
・重ね煮
・小豆カボチャ スティック
・はちみつ大根
・簡単焼きナス
・フムス
・水ゼリー
・アボカドの甘酒チリソース
・デトックスサラダ
[執筆者]
楽ロビokinawa 代表
大城佐和子さん(おおしろ・さわこ)
1980年那覇市出身。「楽ロビokinawa」代表。「喜びごはん」主宰。和合医療学会認定フードマイスター。楽ロビ講師。料理講座を通して安心・安全な食、体が喜ぶ食卓作りを提案する。子どもの味覚を育てる活動にも力を入れる。一女四男の母親。
「楽ロビ料理教室」開催中。
詳しくは楽ロビ沖縄のフェイスブック
TEL:090-1942-0408
編 集/栄野川里奈子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ「第1546号2017年3月2日紙面から掲載」