毎日のレシピ
2016年11月3日更新
喉の痛みに白い食材「はちみつ大根」|楽ロビ
「楽ロビ」とは健康食「マクロビオティック」を取り入れやすくした料理法。
楽ロビokinawa 代表の大城佐和子さんがわかりやすく教えてくれる♪

喉の痛みに白い食材
最近朝夕はだいぶ涼しくなってきた。沖縄にも短い秋がやって来る。季節の変わり目ということもあり先日、久しぶりに体調を崩して休養をした。楽ロビに出合ってから、食養やお手当法を知り、わが家の病院へお世話になる回数は驚くほど少なくなった。もちろん病院が必要な時もあるので、絶対行かないと頑張っているつもりもない。ただ、生活の中に自然と「お手当」が入ると、少しの症状でお薬を飲んでいた昔の自分に比べて、心にゆとりがあるのを感じる。
秋は冷えと乾燥が始まり、せきや喉の痛みなど、呼吸器系のトラブルが増えてくる季節。呼吸をつかさどる「肺」をケアしたい。喉が痛み発熱や炎症がある場合には、これらを取り去ってくれる白い食材が効果的だ。大根、白きくらげ、レンコンなど、この時期に出てくる季節の野菜を食卓に取り入れて乾燥に負けない体作りを心掛けたい。
喉の痛みが出てきたら、ひどくならないうちに、「はちみつ大根」を作ってみよう。体の内部から喉を潤し、回復を助けてくれる。大根に含まれるジアスターゼが消化を助け、たんを取り除き、せき止めの作用もある。薬が飲めない妊婦さんにもぜひおすすめしたい、天然のどシロップだ。
[レシピ]☆はちみつ大根☆
生の大根 | 5cm |
はちみつ | 適量 |
1. | 大根を1cmに角切りする |
2. | 容器に入れ、ひたひたになるくらいのはちみつを入れる |
3. | ふたをして、一晩(最低3時間)おく。はちみつが大根の水分を引き出して、サラサラなシロップになったら完成。 |
★冷蔵庫で保存。完成したら大根は取りのぞく。そのままなめてもよし、飲みにくい場合はお湯で溶いたり紅茶などに入れてもいい。 |
☆過去の「楽ロビ」☆
・はちみつ大根
・簡単焼きナス
・フムス
・水ゼリー
・アボカドの甘酒チリソース
・デトックスサラダ
[執筆者]
楽ロビokinawa 代表
大城佐和子さん(おおしろ・さわこ)
1980年那覇市出身。「楽ロビokinawa」代表。和合医療学会認定フードマイスター。楽ロビ講師。料理講座を通して安心・安全な食、体が喜ぶ食卓作りを提案する。子どもの味覚を育てる活動にも力を入れる。一女四男の母親。
「楽ロビ料理教室」開催中。
詳しくは楽ロビ沖縄のフェイスブック
TEL:090-1942-0408
編 集/栄野川里奈子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ「第1529号2016年11月3日紙面から掲載」