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2023年10月5日更新

ゴマ油使い口腔ケアを|心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ −88−

5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は、アーユルヴェーダ的「ゴマ油を使った口腔(こうくう)ケア」です。

ゴマ油使い口腔ケアを

オイルうがいでセルフケア

無色透明で、ゴマ油特有の香りもない太白ゴマ油。その油を使ったうがいは、歯磨きや舌磨きの後に行う

無色透明で、ゴマ油特有の香りもない太白ゴマ油。その油を使ったうがいは、歯磨きや舌磨きの後に行う


朝、晩だいぶ涼しくなってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

この季節になると体調を崩すという声をよく聞きます。夏の過ごし方が影響しているとアーユルヴェーダでは考えられていますよ。冷たい飲食物を多く取ることやクーラーと外気の温度差で抵抗力や消化の力が低下しているのに「味覚の秋」だからと、食べ過ぎることはおすすめできません。体が重く感じる場合、食事の量を減らす、時にはスープだけをいただくなど一度、リセットしてから秋のおいしい食材や料理を楽しみましょう。

アーユルヴェーダにはさまざまな不思議なセルフケアがありますが、その中でも驚かれるのがゴマ油を使ったオイルうがいです。

オイルを口に含み一定の時間保つ「ガンドゥーシャ」やオイルを口に含んだまま、口を左右に動かす「カヴァラ」の二つの方法があります。毎日続けていると「口腔(こうくう)内の浄化」「喉の渇きを防ぐ」「歯を丈夫にする」「良い声をつくる」「味覚を良くする」「顔のシワや老化の影響を防ぎ、顔が若返る」という効果が期待できると考えられています。やり方を紹介しましょう。

小さじ2杯ほどの太白ゴマ油(鍋で約100度まで熱し、自然に冷ましたもの)を口に含み左右に動かします。アーユルヴェーダの古典では、目に涙がにじみ出る感覚が起こるまで口に含み続けるとありますが、忙しい時には3分~5分ほどでもいいかと思います。口に含んだゴマ油は、紙や可燃性のビニール袋などに吐き出して捨て、ぬるま湯などで口をすすぎます。朝の歯磨き、舌磨きの後に行いますが、乾燥から喉を痛めやすい方は朝以外もぜひ、お試しを。


喉や声帯もいたわる

体調不良を起こす原因に「疲労」がありますがアーユルヴェーダでは講義や講演、歌唱など声をよく使う方は体力を消耗すると考えられています。声を出さずに過ごすサイレントデー(沈黙の日)で自分の喉や声帯をいたわるのは咳、喉の痛みなど風邪の予防になるかもしれませんね。少しの工夫で不快なことを予防できる古代から伝わる知恵。大切に伝承していきたいと思います。

 


インフォメーション

★スパパティヤ 秋のアーユルヴェ~ディックキャンペーン
紫外線でダメージを受けた頭髪やお肌を県産オイルやマスクで保湿ケア!

①「リゾート・フェイシャル・デコルテ&ヘッド」
施術時間:60分(ハーブマスク付き)
料金:通常1万1000円→7500円

②「リゾート・ボディトリートメント」
施術時間:70分(背中パック付き)
料金:通常1万6000円→9500円

③「ヘッドケア」
施術時間:20分(ヘッドマッサージ・ヘアオイル仕上げ)
料金:通常5500円→3000円


★ペアーレ 2回講座
〈12月10日(日)〉「アーユルヴェーダの食と美容法」
〈12月17日(日)〉「アーユルヴェーダと運動 気軽にヨーガ」

時間:13時30分~15時30分
受講料:4000円
教材費:2000円

場所:ペアーレ沖縄タピック

★体質に合わせたハーブティーと軽食付き

【問い合わせ】ペアーレ沖縄タピック  電話098・934・6111

 



株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人

スパパティヤ
ご予約・お問い合わせ先
098-964-1808
電話受付時間11時〜22時


【これまでの記事】
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1887号 2023年10月5日紙面から掲載」

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funokinawa編集部

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