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喜屋武奈央子

2017年8月1日更新

グローバルに活躍するために~精神的に自立する②|喜屋武奈央子のコラム

喜屋武奈央子のfunokinawaコラム[vol.03]
今回は海外での留学や勤務を将来の選択肢の一つとしている女性に向けて、ストレスを上手に解消することの大切さについてお伝えしたいと思います。

ストレスを上手に解消するために、一人でできることを探してみましょう。

前回のコラムでは、ストレスを上手に解消することの大切さについてお伝えしました。今回は私や周りのグローバルな女性たちが実際に行っているストレス解消法をお伝えします。

私は広報という仕事がら笑顔でいることが多いので、「悩みなんてないでしょう?」と言われることがありますが、もちろん悩みもありますし、ネガティブな感情を持ったりすることもあります。でも、辛いことや悲しいことがあった場合、その気持ちを外に出すのがとても苦手です。話しているうちに惨めな気分になるし、周りに心配をかけてしまうこともあるからです。私が勤務する沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、職員が無料で何度でも利用できるカウンセリングサービスがありますので、勤務中でもストレスを感じた時に利用することができますが、気持ちを外に出すことが苦手な私にとって、カウンセリング利用は最終手段です。

私が実際に行っているストレス解消法の一つは、黒革の手帳ならぬ黒ノート、通称「だめノート」です。別に何色でもいいのですが、ネガティブな気持ちを吐き出すのに明るい色やかわいいデザインだとやっぱり気分が出ない(笑)。人に見せるものではありませんので、できればどこまでも暗く、ダークな色使いで雰囲気を出します。このノートに、ストレスを感じた時の日付や時間と、正直な気持ちを書き出します。ここで大事なのは、決してきれいに書いたり論理的に書こうとしないこと。心に浮かんだまま、ひたすら書きまくります。書きながら鬼の形相になっているかもしれないので、できればあまり人目につかないプライベートな場所で書ければベスト。私はトイレで書いたこともあります。すっきりするまで書き続けて、「もうこれぐらいにしておこう」と思ったら終わりの合図です。大体は、書いている手が痛くなってきて、やめてしまいます。「だめノート」は思いついたらすぐに書けるように持ち運びしやすいサイズが便利ですが、手元にない場合は手近にある紙や紙ナプキンに書いて、後でノートに貼りつけます。こうすることで、いつどんな状況の時に自分がどう感じたのかを認識することができます。このノートは、後で振り返ると「こんなことあったけど、乗り越えられたな~」と懐かしい思い出になったりします。もしも状況がハラスメントやいじめなど深刻な問題に発展した場合、「だめノート」に書いた内容を元に、事実確認をすることができます。



また、「とにかくこれを見れば何となく気分が軽くなる」という映画を見つけてDVDを購入しておくのもお勧めです。私のとっておきの映画は、「Legally Blond(邦題:キューティー・ブロンド)」。気分が落ちていて泣く気力さえなかった時、テレビのチャンネルを変えていて偶然放映されていた映画です。内容は、政治家を目指すボーイフレンドとの結婚を夢見る、ブロンドでお金持ちでオシャレが大好きな女の子エル・ウッズが、大学卒業を目前にしてボーイフレンドから突然別れを告げられたことからスタート。彼を取り戻すために一念発起して同じハーバード大学のロースクールに入学し、恋のライバルとのバトルや女同士の友情、ロースクールでの生活を通して、弁護士としての道を見つけていくというものです。タイトルからしてまじめな感じがしなかったので、頭を空っぽにして何も考えないようにするにはもってこいだと思って見ていたのですが、とっても痛快で、深い内容でした。あまりにも気に入ったので、次の日現在の上司(スコットランド人の男性)にこの映画について話したところ、何と彼もその映画が大好きで、お気に入りの場面の台詞まで覚えているほど(笑)!! ストレスを感じた時に見る他の映画には、「A fish called Wanda(邦題:ワンダとダイヤと優しい奴ら)、「Young Frankenstein(邦題:ヤング・フランケンシュタイン)」、「Monty Python’s Life of Brian(邦題:ライフ・オブ・ブライアン)」があります。どれも古い映画ですが、ユーモアのあるコメディーは大好きです。



私の周りでは女性・男性を問わず、笛やバイオリンなどの小さな楽器を演奏する、歌を歌う、スケッチをする、刺しゅうなどの手芸をする、ひたすらジムで汗を流す、ジョギングをするなど、小さくて持ち運びしやすいものでできることだったり、1人でできることでストレスを解消している人がたくさんいます。準備が大変だったり、相手がいないとできないことですと、ストレスを感じた時にすぐ取り組めない時がありますから、日頃から意識して一人でもできる好きなことを探しておくといいと思います。私の住んでいるアパートの隣人の外国人は、時々部屋の中で1人ライブをしています(笑)。ただ、ヤケ酒を飲んだり、ぱーっと夜遊びに行ったりするのは、あまりお勧めしません。一時的に気分は晴れるように感じますが、疲れが数日間残ったり、羽目を外しすぎてのちのち後悔することも多いように思います。 自分なりの方法でストレスを上手に解消することができるようになると、必要以上に人に頼らずに自分の気持ちをコントロールすることができるようになります。そうしていくことで、精神的に自立していけるようになります。海外で生活するのは想像以上に大変なことが多々ありますが、ストレスを上手に解消していければ恐れることはありませんよ。



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1974年に沖縄本島(現在のうるま市)で生まれる。父の仕事の都合で10歳の時に新潟県に、13歳の時に北海道札幌市に引っ越す。大学3年まで札幌市で過ごし、21歳で米国アイオワ州にあるアイオワ大学に編入し、学士号(経済学)と修士号(第三世界の開発)を取得。卒業後は東京の財団法人や政府機関で働いたのち、国連の専門機関である国際労働機構(スリランカとスイスのジュネーブ)で勤務。帰国後は沖縄に戻り、現在は恩納村にある沖縄科学技術大学院大学(OIST)で勤務。小学生の娘とスペイン人の夫と暮らしている。

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