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2022年10月6日更新

[沖縄]10月は乳がん月間|保険で備える

【治療とキャリアの両立】ほけんの相談ショップ

保険で備える
多様化する治療に対応

キャリアをあきらめず乳がん治療に向き合うには、かさむ治療費や収入減による経済的不安をいかに軽くできるかも大切。さまざまな保険会社の商品を取り扱う「ほけんの相談ショップ」サンエー具志川メインシティ店エリアマネージャーの上里愛さん、店長の普久原尚子さんは、「保険に加入することで、がんになっても進化・多様化する治療を選択し、自分らしい生き方を求めていける」と話す。

 治療費・生活費を補う 

Q 保険加入のメリットは?

 がん治療はお金と時間が掛かりますが、フルタイムで働けなくなったなど収入が減ることも考えられます。そのため保険加入者のほとんどが、経済的な心配をなくしたいと保険で備えています。

乳がん治療は、手術や抗がん剤治療、放射線治療があるほか、近年ではホルモン剤治療、緩和ケア、未承認薬による自由診療が増えるなど、進化・多様化しています。抗がん剤や再発防止のためのホルモン剤療法は2年~10年と長期間になることも珍しくありません。

また治療費以外にも、抗がん剤による脱毛をカバーするウィッグや、乳房再建術、補正下着など、外見のケアにも費用が掛かったり、通院のための交通費、家事負担を軽減するための商品やサービスの利用費などの出費も考えられます。

保険でお金の備えができれば、経済的にも精神的にも大きな支えになります。


Q 乳がんに備えるには?

 乳がんを含めがんに特化した「がん保険」へ加入するか、医療保険に女性特約を付加するか、二つの方法があります。後者は、がん以外の病気やケガも保障の対象となり、乳がんの場合は女性特約の部分が適用されます。

最近では、抗がん剤やホルモン剤治療の保障額が大きく、回数制限のない保険商品が人気です。ほかにも、ウィッグなど外見ケアの費用や末期症状の痛みを緩和するケアの費用など、細やかなサポートをする保険も出ています。ひとくちに保険といってもさまざまな種類があり、一人一人のライフスタイルや収入、家族構成などによって適するものが違うので、加入時は「何に備えたいのか」という目的を明確にすることが大切です。

Q 加入の際のポイントは?

 ①通院治療への保障の有無②保険金の受け取り方③がん細胞が上皮内にとどまっている初期のがん「上皮内がん」への保障-の三つが大きなポイントとなります。

近年の乳がん治療は、入院せず、通院治療で長期化することが一般的です。通院治療の日数制限は何日か、抗がん剤や放射線、ホルモン治療の保障などがあるかを注意、確認しましょう。

また、がんと診断されたら一時金としてまとまったお金が受け取れる保険だと、治療方針を決めるときや、休職や時短勤務など働き方を変えたいと思ったときに、選択肢を増やすことができます。

乳がんに限らず、多くのがんが初期で見つかれば治ると言われています。「上皮内がん」(部位によって定義は異なる)の治療も保障してくれる保険だと安心です。

Q 保険の見直しは必要?

 古いタイプの保険だと、通院の保障がなかったり上皮内がんに対応していない商品も多く、「備えているつもりだったのに思ったより保険金の額が少なかった」という場合もあります。保険商品は、治療方法の進化に伴い保障内容も変化しているので、3~5年を目安に見直すのがおすすめです。

がんに罹患しても、進化、多様化する治療を選択し、仕事やキャリアをあきらめず、自分らしく生きていくために、保険が役立ちます。ぜひお気軽にご相談ください。見直しのご相談の際は、保険証券や契約内容が分かる資料をご持参ください。


保険選びココに注目して選ぼう!

①通院治療への保障内容
乳がん治療は通院で治療するのが一般的。抗がん剤やホルモン治療は長期間になることも多く、治療費の負担が大きくなる。保険で保障されるか、また通院治療の日数制限も併せて確認しよう。

②診断一時金の有無・回数
「がん」と診断された際に一時金が受け取れると、治療費以外にも使うことができる。その金額や支払われる条件、回数をチェックしておこう。

③上皮内がんへの保障の有無
上皮内がんは適切な治療を受ければ、再発や転移の可能性が低いと言われている。上皮内がんへの保障もあると安心。


普久原尚子さん(左)、上里愛さん
左/ほけんの相談ショップサンエー具志川メインシティ店の店長、右/同エリアマネージャー

進化、多様化する治療に合わせ、保険も変化しています。
3~5年を目安に保障内容の確認だけでも行うようにしましょう!





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『週刊ほ〜むぷらざ』10月は乳がん月間 「治療とキャリアの両立」
​取材:赤嶺初美(ライター)

第1835号 2022年10月6日掲載

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