薬膳ごはんと食材帖⑥|[昆布]夏にたまった老廃物取り除く|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|上運天歯科矯正歯科

きょうのごはん

毎日のレシピ

2020年9月17日更新

薬膳ごはんと食材帖⑥|[昆布]夏にたまった老廃物取り除く

夏の疲れやコロナ禍のストレスによってたまった老廃物を取り除くのに、オススメなのが昆布。使う機会が少ないという方も、日常的に取り入れていただきたい食材です。

昆布



体の熱を取り、痰を取り除き、老廃物を排せつする。腫瘍や腫れ、むくみ、便秘、肥満などの改善効果が期待できる。化膿した膿を出しやすくする。利尿作用も期待できる。

むくみ、便秘、肥満にも


まだまだ暑い季節が続いていますが、暦は秋です。

夏は暑さによる疲れや冷房の冷えなどで循環が滞りやすく、老廃物をため込みやすい季節です。それに加えて、新型コロナウイルス感染症による自粛などでストレスのたまる生活が続くことによっても、老廃物が作られてしまいます。老廃物がたまると、ドロドロ血液や肥満、疲れやすさなどの不調につながるので、注意が必要です。

少しずつ日常的に食べる

そこで今の時季、オススメの食材が昆布です。沖縄の古い食医学書「御膳本草」(1832年)には、老廃物を取り除くと書かれています。栄養学的にも、昆布の成分にはアルギンやフコイダンなどの水溶性の食物繊維が含まれていて老廃物を排せつする働きを持つとされ、がん予防などの効果が期待されます。古い医学書と現在の栄養学がほぼ一致していて、先人の知恵の素晴らしさに感じ入ります。

昆布には、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は胃腸へ負担がかかるのですが、軟らかく調理することで負担を減らすことができます。昆布のつくだ煮を紹介していますが、軟らかくなるまで加熱してくださいね。

昆布は少しずつ日常的に食べ続けると良いので、つくだ煮を常備しておくといいですよ。夏にためた老廃物を取り除いて、快適な秋を過ごしましょう。     

昆布の佃煮



●材料(4人分)
昆布・・・・・・・20g
干しシイタケ・・・10g
ショウガ・・・・・20g
ゴマ・・・・・・大さじ1
水・・・・・・・4カップ
しょうゆ・・・・大さじ4
砂糖・・・・・・大さじ4
酒・・・・・・・大さじ4
みりん・・・・・大さじ4


●作り方
1 昆布、シイタケは水に漬けて戻す。
2 昆布、シイタケを好みの大きさにカットし、ショウガは千切りする。
3 鍋に2の昆布、シイタケ、ショウガ、水、ゴマ、すべての調味料を入れる。
4 3を弱火で煮詰め、汁気が無くなり昆布が軟らかくなったらできあがり。

昆布との組み合わせにオススメの食材

【老廃物のデトックスをサポート】
トウガン・ハトムギ・小豆・緑豆・ショウガ
★昆布を使ったトウガンのあんかけがおすすめ。


【夏にこもった余分な熱を取り除く】
キュウリ・こんにゃく・ゴボウ・豆苗・モヤシなど
★あえものにして、ショウガのすりおろしを添えてもOK。


著者の宮國由紀江さん
みやぐに・ゆきえ/栄養士。病院の栄養士を経て、薬膳研究家へ。国際中医薬膳士。琉球料理伝承人。薬膳の普及に努める。薬膳琉花代表。県内外で講演。県栄養士会会員。



宮國由紀江さんが書いた「薬膳でメンテ」(タイムス住宅新聞社発行)が県内書店で発売中!
かぜや不眠、便秘など、日々の不調を食事でサポートする心強い一冊だ。1500円(税別)。
問い合わせはタイムス住宅新聞社☎︎098(862)1155へ。


違う食材もチェック!
豚豆(ブタマメ)の特徴

ナガイモ・ヤマイモ
米麴

宮國由紀江さんインタビュー 彩職賢美リターンズ
宮國由紀江さん・松本嘉代子さん対談
「家庭料理をクスイムンに」

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1724号 2020年8月20日紙面から掲載」

毎日のレシピ

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:2171

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る