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2024年5月2日更新

早起きの勧め 春の過ごし方|心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ −95−

5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は「アーユルヴェーダ的、おすすめの春の過ごし方」です。

早起きの勧め 春の過ごし方

心身の不調に備える


ビーツは血液をきれいにするとアーユルヴェーダでは考えられている。スープやサラダにおすすめ

先日行われた「アーユルヴェーダやんばるリトリート」の模様。料理を楽しみながら、アーユルヴェーダが勧める1日の過ごし方をレクチャーする知念さん

 


若草の緑がまぶしいこの季節に、前回の連載でも案内した「アーユルヴェーダやんばるリトリート」を開催いたしました。「アーユルヴェーダが勧める1日の過ごし方」を実際に体験するということが目的でした。

理想の起床時間はなんと日の出の96分前。その時間は神聖なエネルギーが満ちあふれ、習慣にすると健康長寿を得ることができると考えられています。7~8時間の睡眠を取ることを考えると早い時間に就寝することが大切。つまり、早起きをして太陽の光を浴び、日々過ごすことが結果的に質の良い睡眠につながり健康を得ることができるということになります。

実際に体験した方から「早起きをすると時間に余裕があるのでさまざまなセルフケアが出来る」と喜びの声があがりました。起床後の瞑想(めいそう)、口腔(こうくう)ケア、オイルを使ったヘッドマッサージやセルフアビヤンガ(全身のオイルトリートメント)の後は、肌の明るさや艶が増し、皆さんがとても美しく、最初の印象よりはるかに若々しく見えました。



今の季節大切に過ごす

アーユルヴェーダでは季節の野菜や果物をいただくことを勧めていますが、普段忙しくてなかなか落ち着いて食事をすることができないという方が増えているように感じます。春は旬の野菜やハーブをスパイスで料理すると風味が良く消化が促進され何より、とてもおいしいですね。

アーユルヴェーダでは春における生理機能の変化として心と身体の重だるさ、むくみ、鼻炎などをあげています。
スパイスを利かせた食事や飲み物を取ることでそれらの症状が軽減されることが期待できると考えられています。

社会人や学生の方は環境の変化などから起こる緊張や不安から精神が疲れてしまう時期かもしれません。適度に運動を行う、晴れた日には海や山に出かけて心を静める、気の合う友人と話をする、もちろん1人の時間を楽しむことも大切ですね。

アーユルヴェーダは今の季節を大切に過ごすことが次の季節を穏やかに過ごすことにつながるという考えがあります。自然の中でリフレッシュして次の季節も心豊かに爽やかに過ごしたいものですね。


インフォメーション


【漆の器で琉球料理を食べる会】

日 時:8月7日(水)11時~14時
場 所:那覇市内予定
参加費:5500円(税込み)
内 容:(1)「琉球料理うとぅいむち御膳」
    (2)講話「琉球料理と漆器について」
講 師:知念伽央梨(i-PLANA代表)
   ※漆の箸と箸置きのプレゼントあり

申し込み・問い合わせ 電話=090-1946-9030
詳細はi-PLANAのHPで確認を。
https://i-plana.org/



株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人

i-PLANA アイプラーナ
ご予約・お問い合わせ先
090-1946-9030
電話受付時間9時〜20時

オンラインショップは下記のURLから
https://r.qrqrq.com/313E0Du8


【これまでの記事】
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1917号 2024年5月2日紙面から掲載」

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