リバウンドで過去最高体重から
外食やめずに10㌔減

 鏡を見るのが楽しくなった 

Q　ミールトレーニングを始めたきっかけは
A　ラジオを聞いて興味を持ったことです。１年前、パーソナルトレーニングでやせたのですが、トレーニングをやめて過去最高体重になってしまって。足や腰、肩に痛みがありました。

それまでにも低インスリンダイエットや加圧トレーニングをしてリバウンドを繰り返していたので、ラジオで聞いた「リバウンドしない」という言葉が心に残りました。


Q　食生活はどう変わった？
A　今までのダイエットと比べて、どのくらいの量をどんなバランスで食べたらいいかが分かりやすく、取り組みやすかったです。時間がある時に野菜を切っておいたり、作り置きしたりしました。野菜を切るのも面倒なときは、スーパーや飲食店のサラダを食べました。

もともと外食が好きで、これまでのダイエットでは外食を控えないといけないのがストレスだったんです。ミールトレーニングでは外食をしてもＯＫなのが良かった。自然と野菜を食べられるお店を探すようになりました。シーミーや誕生会などイベントがある時は、事前にトレーナーさんに相談すると、その時の食事だけでなく前後でどう調整したらいいか、計画を立ててくれて。やる気が落ちた時には励ましてもらい、食事がマンネリになるとレシピを教えてくれ、支えられました。
 

Q　やせて変化したことは？
A　まず、睡眠が変わりました。以前は何時間眠っても頭が重かったけれど、しっかり眠れて、朝自然に目が覚めるようになったんです。今まで自覚はなかったのですが、解消して初めてむくみや疲れがあったことに気付きました。股関節や膝の痛みもなくなり、おいっ子やめいっ子とプールに行ったり、走ったり、一緒に楽しめるようになりました。

トップスはワンサイズ小さくなり、Ｍサイズが着られるように。一番良かったのは、鏡を見るのが楽しくなったことです。自分を少し認められるようになりました。これからは、ワンピースやタイトな服を着てみたいですね。

最初はダイエットだと思っていたのですが、最終的には健康のためにすごく良い食事法を教えてもらいました。これまでは食べることを我慢することがストレスになり、リバウンドしていたんだなと気付いたんです。野菜やおいしいご飯など体にいいものをしっかり食べて自分を満たせば、ストレスがたまらずリバウンドも防げそうです。


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ミールトレーナーから

Ｓさんのように、これまでリバウンドを繰り返してきた、という方はとても多いです。リバウンドを防ぐには、ストレスをためないこと。そのためには、我慢をしないことが大事です。ミールトレーニングでは、外食や甘い物と上手に付き合う方法をお伝えしています。


宇栄原千春さん（株式会社カロリア代表、管理栄養士）
うえはら・ちはる／(株)Caloria代表取締役社長。管理栄養士として病院に勤務した後、2006年に独立。減量指導にあたる。2018年、独自のダイエット理論を体系化した「ミールトレーニングⓇ」を開発

☆ミールトレーニングⓇとは、食事サポート・行動サポート・ファスティングサポート・カウンセリング・コーチングなどを科学的で効果的な独自の手法で提供するプログラム。


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『週刊ほ〜むぷらざ』これが最後のダイエット
第1983号　2025年8月14日掲載