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2024年3月7日更新

消化力落ちる春 食事は軽めに|心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ −93−

5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は「春の過ごし方」です。

消化力落ちる春 食事は軽めに

だるさを運動で緩和

知念さんが栽培しているヒハツ。知念さんは「パウダー状にすれば、こしょうの代わりに料理に使えます。私はコーヒーや紅茶に入れることも。ヨーグルトに振りかけるのもおすすめ」という

最近は寒暖差が大きく、私は日々のお洋服選びに悩むことが多いのですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。春は外に出ると木々の息吹を感じ、爽やかな気持ちになりますよね。しかし、気持ちとは裏腹に体が重だるいと感じることはありませんか。

アーユルヴェーダではこの季節は体や心に「緩慢さ(重だるさ)」を感じる季節と考えられています。特徴としては鼻詰まりや、鼻水、倦怠(けんたい)感、気分の落ち込みなどが体に現れるとされています。

また、冬に高まった消化力は、春にかけて低下しがちになるので、こちらも注意が必要です。食事については 消化しやすいものがおすすめ。私はこの季節になると朝食があまり進まなくなるため、ヨモギなどを入れたおかゆをいただくことが多いです。食事の時間を決めずに「空腹を感じたら食事をとる」ということを心がけていますよ。


蜂蜜やヒハツを活用

こってりした食べ物は控えめにした方がいいでしょう。おやつにはチーズやケーキ、アイスクリームなどよりも、蜂蜜を少しなめるくらいがいいと思います。スパイスを活用するのも一つの方法。ピリッと辛みがあり後味がほんのり甘いシナモンや、毛細血管を拡張して発汗を促し、消化力を高める「ヒハツ(別名・ジャワ長胡椒(こしょう)、ヒハツモドキ)」が役立ちます。

春は消化力とともに体力も少し落ちる季節でもあります。疲れが体に残りやすい季節なので、冷えや乾燥がある人はゴマ油を全身に塗り、湯船につかるなど日々のセルフケアができるといいですね。冷えがあり、体に油質やむくみがある人は乾布摩擦のようなオイルを使わないケアを取り入れましょう。

運動を行うことは重だるさを緩和してくれますので、人混みを避けて公園を散歩することや、ヨガをおすすめします。


インフォメーション

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世界自然遺産に認定されたやんばるの大自然にふれ、真の自分を取り戻す1泊2日

開催日:2024年4月20日(土)、21日(日)
場 所:東村慶佐次「やんばるロハス」
定 員:7人(最少催行人数7人)
料 金:4万8000円(税込み)
内 容:起床から就寝まで、体質に合わせた瞑想や食事、ヨガのほか、やんばるの大自然を楽しむ。
①沖縄アーユルヴェーダミニ講座
②3食付き(20日昼食、夕食 21日朝食)
③体質や体の症状に合わせたトリートメント1~2コース付き(アビヤンガ、シロダーラ、アーユルヴェーダ薬草のハーブ蒸し、ヘナなど)
④映画鑑賞(やんばるを舞台にした食と暮らしをテーマにした「ハッピーサンドウィッチ」)

申し込み・問い合わせ 電話 090-1946-9030



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詳細は下記の連絡先にお問い合わせください。
電話 090-1946-9030
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【沖縄島こしょう販売中!】
知念さんが育てたヒハツを加工した「沖縄島こしょう」。3月31日までは、通常750円(税込み)の品を700円(同)に。恩納村冨着にあるスパパティヤ(ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート2階)の店頭とオンラインショップで販売中。
電話 098-964-1808

 




株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人

スパパティヤ
ご予約・お問い合わせ先
098-964-1808
電話受付時間11時〜22時


【これまでの記事】
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1909号 2024年3月7日紙面から掲載」

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