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2019年5月9日更新

【教育改革】英語教育、どう変わる?

[変わる!教育 vol.14]前回、2020年に迫った教育改革の概要について紹介しました。今回からその改革の中身について掘り下げていきます。今月は、「教育改革その①英語4技能化について」です。

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A.「話す」技能を重視
高校生は生徒が英語で発表

小学3年から授業に

英語を母語としない「EF英語能力指数」で日本は88カ国中49位、5段階評価で下から2段目の「低い」と認定されました。アジアの中でも韓国(31位)・中国(47位)よりも低いことが分かります。要は、「勉強しているにも関わらず、英語を活用できない」ということです。

原因は教育にあります。

これまでは、どうしても大学入試(多くの学生はまずセンター試験を目指します)をゴールとした学習のため、「読む」「書く」「聞く」の3技能を中心に学んできました。(私の時代は「読む」「書く」の2技能でした^^)、なので、留学するために英会話を学ぶなどを除き、学校の勉強だけでは「結局話せない」となってしまうわけです。

それを変えようというのが、2020年の英語教育改革です。簡単に言うと「従来の3技能英語に『話す』を追加し、4技能化しよう!」という改革です。


入試も変化

改革の具体的中身は、次の六つ。

①小学校3年生から英語の授業が始まる(小3~小4は外国語活動として、小5~小6は教科として)。
②小学校で覚えるべき単語量は600~700語(これはこれまでの中1~中2の内容に相当します)。
③外国語指導助手(ALT)の導入(外国人の先生です)。
④中学校の英語の授業は、先生は英語で話します。
⑤高校の英語の授業は、生徒も英語で発表します。
⑥「話す」能力を評価するテストが導入されます(大学入試センター試験は今年度限りで終了し新テストになります)。

リスニング(聞く)の配点を増やしたり、大阪府のように問題文もすべて英語にしたりと、すでに入試も変わってきています。親の世代が受けたことのない教育が始まろうとしています。
 

特に大学入試に向けては、抜本的な対策が必要となります。これについては、改めて書き述べたいと思います。

最後にご家庭でできることとして、おすすめしたいことを挙げます。

こういうところから始めてみてはいかがでしょうか?
 



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過去の記事

 


文・江藤佳弘/明光義塾九州本部常務取締役兼沖縄エリア長
『週刊ほーむぷらざ』
第1658号 2019年5月9日掲載

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