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2018年11月15日更新

【教育改革】ICT時代、教育はどう変わる?

[変わる! 教育 vol.08]ICT(情報技術)時代、教育はどう変わるのでしょうか。2020年から、小中学校でのプログラミングが必修化します。プログラミングは、正しい情報を活用する力や、応用力、思考力、問題解決能力を育成すると言われる注目の学問です。

A.プログラミングが必修化
2020年から小中学校でスタート

これからの時代に必須

人工知能(AI)の研究開発が急速に進んでいます。政府も対策会議を設立するなど、国を挙げてAIの研究開発を進めています。近い将来、私たちの日常生活はAIによって劇的に変化すると言われています。

【商品化目前の実例】
・宅配ドローン
・自動運転車
・全自動衣類折りたたみ機、など。

ICT(Information and Communication Technology)と言われる情報技術の発展により、世の中や私たちの暮らしは大きく変化しましたよね。例えばスマートフォンが世の中に現れてまだ10年程度ですが、私はスマートフォンがないと東京で電車の乗り換えができません(笑)。

これからの時代はAIによるイノベーションが急速に進み、AI研究者によるとあと10年で、今、世の中にある仕事の47%は人工知能により消滅すると言われ、2045年には人工知能が人類の知能を超える(映画のターミネーターの世界!)とも言われています。

論理的に考える力
これからの時代を生き抜いていく子どもたちにとって、ICTリテラシー(正しい情報を取捨選択し利活用する力)は必要な学力であり、また新しい技術やプログラムを開発する人材が不足していくため、その育成が重要課題になっていきます。

そのため、わが国では、ICT時代に対応する子どもたちの育成のために、2020年から新しい学習指導要領のもと、「プログラミング教育」を必修化。義務教育課程の小中学校でスタートします。プログラミング教育は、コンピューターを意図通りに動かす体験を通じ、論理的に考える力を育むことを目指しています。

海外では、すでに多くの国が、公教育課程でプログラミングを必修化しています。

明光義塾でも2年前からプログラミング教育を始めていますが、実はプログラミングはICTリテラシー育成のみならず、応用力・思考力・問題解決能力の育成にも適した教材なんです。トライ&エラー(試行錯誤)で仮説と検証を繰り返し、課題を解決するもので、文部科学省が提唱する「生きる力」の育成にも大いに役立ちます。まさに一石二鳥の学問なんです。

楽天の三木谷浩史社長やホリエモンさんなど、IT関連で成功を収めた方々は「プログラミングと英語は今の時代の読み書きそろばん」「すべての年代で必修化するべき」とかなり前から言っておられます。

私たちが通ってこなかった道を、これからの時代の子どもたちは通っていきます。

保護者の方から、「視力が落ちるからパソコンは使わせない」とか「ネットやSNSは怖いからスマホを持たせない」といった声を聞きますが、もはやそういう時代ではありません。それよりは、「時間を決める」「セキュリティーの必要性や個人情報の扱い方など正しい使い方」を教育することに力を注ぐ方がよさそうですね。
 


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文・江藤佳弘/明光義塾九州本部常務取締役兼沖縄エリア長
『週刊ほーむぷらざ』
第1634号 2018年11月15日掲載

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