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2024年12月26日更新

[プロフェッショナルに聞く①]地域に根差した眼科医療|とりほり眼科 院長 新垣淑邦さん

ダイエットや健康、マネー、医療関連などの分野で活躍する県内11社の代表が登場。現在注力していることや自社の強みのほか、新年の抱負を語る。

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長年、琉球大学病院などで緑内障専門医として研さんを積んできた新垣さん。「緑内障は早期発見・早期治療が重要です。最新の検査機器を用いて診断を行います」と話す

-2024年はどんな年でしたか?

長年、緑内障専門医として医療に携わり、2023年に生まれ育った地元に恩返しをしたいという思いで首里鳥堀町に開院しました。昨年は初めてのことばかりで手探り状態でした。今年は、スタッフの数を増やしてゆとりのある体制作りを進めるべく、試行錯誤の一年でした。

当院では眼病や手術への不安や悩みを抱えている患者さま一人一人に寄り添い、丁寧な説明を心掛けています。そのためには、医師だけでなく、看護師や受付のスタッフも患者さまやそのご家族の疑問に適切に答えられるようにしなければなりません。スタッフの眼科の病気・検査・薬剤への知識と理解を深められるよう、週に1回朝礼時に眼科について情報共有しています。

-力を入れていることは?

当院のモットーは「医療を通して、患者さまや『クリニック』に関わるすべての人の幸せを追求すること」。患者さまにしっかりした医療を提供するためにも、スタッフが働きやすい環境を整えることが大事です。それはスタッフとその家族の幸せにもつながります。

特に子育て世代のスタッフが休みを取りやすい体制や雰囲気作りに力を入れています。そのためにはスタッフのみんなが普段からコミュニケーションを取ることが必要と考えています。週に1回、スタッフみんなで顔を合わせる休憩時間を設けて交流を図っています。雑談を通じてお互いのことを知ることで相手を思いやる気持ちを持って、サポートし合う体制作りにつなげたいと考えています。また、朝礼では持ち回りで一言スピーチをしてもらい、スタッフの人となりや意外な一面を知ってもらうようにしています。

-2025年の目標や今後の展開は?

スタッフも増え、やりたかったことに取り組める体制になってきました。県外の専門学会にも積極的に参加して最新の情報に触れて、それをフィードバックしてよりよい医療の提供を図りたいです。将来は地域の子どもたちの近視の抑制にも貢献したいと考えています。

おかげさまで患者さまの数も増えてきました。遠くの病院に通院しなくても地元でしっかりとした医療が受けられるよう、これからも地域の人の目の健康を守るクリニックとして安全・最良な医療に取り組んでいきます。




関連記事:【Okinawa Field】プロフェッショナルに聞く

①とりほり眼科「地域に根差した眼科医療」
②有限会社赤田義肢製作所「インソールの可能性広める
③株式会社琉球補聴器「聞こえる喜び、幸せ届ける
④株式会社Caloria「痩せる食べ方を習慣に
⑤たろう歯科医院 沖縄マウスピース矯正歯科「子どもに優しい歯並びケア
⑥株式会社Kagusuki「レンタルで沖縄を元気に
⑦株式会社i-PLANA「アーユルヴェーダより深め
⑧有限会社仲本プロパン「災害に強いガスで防災支援
⑨詩ノ庵アカデミー「ジャム作りが変える人生
⑩合同会社R.Beauty Office「沖縄向け下地で美肌に
⑪お金の学校「セカンドマネー」「初心者へNISA講座
 

『週刊ほ〜むぷらざ』年末年始特別号・プロフェッショナルに聞く
第1951号 2024年12月26日掲載

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