来年で創業76年目を迎える同社。3代目の赤田さんは、義肢装具士の国家資格を持つ。「歩くことで健康に」をモットーに2年半前からオーダーメードの「たこ・魚の目インソール」を販売している

－2024年を振り返って

少しずつですが、2年半前に販売を始めたオーダーメードの「たこ・魚の目インソール」の認知度が上がってきたことを感じた1年でした。「足の痛みが引いて歩くのが楽になった」というリピーターの方や、ほ～むぷらざへの掲載で興味を持って来店された方、驚いたのは整形外科の先生だけではなく、「たこ、魚の目の症状を緩和する」と皮膚科の先生からの紹介で来られた方も何人かいました。

－他のインソールとは、何が違う？

一番の違いは、装具製作のプロが一人一人の足の状態や歩き方などに合わせて丁寧に作っていることです。インソールは「足底装具」とも呼ばれ、足の骨格の崩れを補正し、足の問題の根本的な解決が期待できます。弊社は、医療用インソールを県内の病院から受注しています。その技術を生かし、病院での治療が必要になるほど状況が悪化する前に予防することを目指したのがこのインソールです。

また、義肢や装具を作る上で大事な要素の一つに「体にしっかり、的確にフィットする」があります。ですので、インソールを着けた瞬間に快適だと思えるように、お客さまの足に合わせ細かく調整して提供しています。症状の改善など、足の変化に合わせアフターフォローもしていますので、購入後も気軽に調整しに来てほしいです。たこや魚の目でお悩みの方や、病院に行くか悩んでいる方、今の足の状態を知りたい方は足裏にかかる圧力測定も無料で行っていますので、ぜひ相談しに来てください。

－今後の目標は？

インソールの効果をさらに多くの人に知ってほしい。インソールには足の負担を軽減する効果もあり、例えば立ち仕事をしている方の助けにもなると考えています。美容師ならつま先への負担がかからないように調整、農家なら不安定な場所でも立ちやすくなど、負担を減らして、仕事のパフォーマンスを上げる職業ごとのインソールも製作しています。将来の目標は、整体院や皮膚科の先生と連携することです。足トラブルで困っている多くの人の悩みが解決できると思っています。

これからも「足に関する相談窓口」として頑張りますので、2025年もどうぞよろしくお願いします。





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①とりほり眼科「地域に根差した眼科医療」
②有限会社赤田義肢製作所「インソールの可能性広める」
③株式会社琉球補聴器「聞こえる喜び、幸せ届ける」
④株式会社Caloria「痩せる食べ方を習慣に」
⑤たろう歯科医院　沖縄マウスピース矯正歯科「子どもに優しい歯並びケア」
⑥株式会社Kagusuki「レンタルで沖縄を元気に」
⑦株式会社i-PLANA「アーユルヴェーダより深め」
⑧有限会社仲本プロパン「災害に強いガスで防災支援」
⑨詩ノ庵アカデミー「ジャム作りが変える人生」
⑩合同会社R.Beauty Office「沖縄向け下地で美肌に」
⑪お金の学校「セカンドマネー」「初心者へＮＩＳＡ講座」
 

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『週刊ほ〜むぷらざ』年末年始特別号・プロフェッショナルに聞く
第1951号　2024年12月26日掲載