ビューティー
2023年4月6日更新
女性の心と体に優しいケア法|心も体も健康に沖縄アーユルヴェーダ −82−
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は、アーユルヴェーダ的「女性の心と体に優しいケア法について」です。
女性の心と体に優しいケア法
ガルシャナで心身軽
最近、「フェムテック」という言葉をよく耳にします。女性(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、女性の心身の健康に関連する商品やサービスを意味するそうです。
アーユルヴェーダでは女性の生理・妊娠・閉経・更年期時に伴う痛みや、精神的に不調な症状を緩和するには、日頃から次のようなことを心がけるように勧めています。
生理中は、「できるだけ、静かに過ごし、必要以上に外出しない」「過度な移動など動き過ぎない」。飲食では「冷たい飲食物を控えめにし、白湯を飲む」「温かいできたてのものをいただく」「旬の野菜を調理していただく」「食べ過ぎない」。そのほか、「運動をする」「頭部、耳、全身のオイルマッサージを行う(生理中や妊娠中は避ける)」「瞑想(めいそう)を行う」など。初潮を迎える前から意識して気をつけておくと良いと考えられていますよ。
季節のセルフケア
特に春先に多い女性の悩みとして「体のむくみ」「重だるさ」「気力の低下」などが挙げられます。季節を問わない悩みとしては、「脂性肌の改善」「体脂肪がたまりやすい」「体臭が気になる」といったことが挙げられます。そんな方におすすめのケアとして「ガルシャナ」があります。ガルシャナとは、サンスクリット語で「摩擦する」という意味があり、体を軽くさするケアです。
日本の乾布摩擦のルーツはガルシャナだと言われています。シルクは数種類のアミノ酸でできていて人間の肌になじみやすく、ガルシャナに適している素材だと言えます。
使い方は、手袋を手にはめて肌に密着させ体の末端から中心へ向けて体を軽くさすります。この時に力を入れ過ぎないように気をつけましょう。ほんのり温かくなったら次の部位に移ります。ただし、発熱時、生理中、妊娠中、肌の乾燥が強い場合、敏感肌、湿疹がある時、痩せ過ぎの方などは、行ってはいけないので注意を。
ガルシャナは肌に艶を与え心身が軽くなるとアーユルヴェーダでは言われていて、私にとっても欠かせないケアの一つです。女性の体と心に優しいアーユルヴェーダ、ぜひ試してみてくださいね。
心身の健康のために日ごろから、旬の野菜を取り入れたり、冷たい飲食物は控えることも大切
インフォメーション
◆メディテーショントリートメント
フェイシャル(70分) 8800円
〈内容〉カウンセリングでオイルを選び、足浴をして、セラピストの誘導による呼吸法を行う。その後、ヘッドマッサージ、ハーブフェイシャルを行う。
◆ボディトリートメント
フェイシャル(70分) 8800円
〈内容〉カウンセリングでオイルを選び、足浴をして、セラピストの誘導による呼吸法を行う。その後、ヘッドマッサージ、ガルシャナ、ハーバルボディートリートメントで心も体もスッキリ!
※上記トリートメントの価格は税込み
施術などの詳細は、下記のスパパティヤまで
詳細は下記のホームページをご覧ください。
https://www.hotelmonterey.co.jp/okinawa/spapathya/
施術や商品の問い合わせは
i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
電話受付時間 9時〜20時
オンラインショップ▼
http://iplana.shop-pro.jp/
株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー
i-PLANA(アイプラーナ)
ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート2F
恩納村冨着1550-1
電話098(964)1808
アイプラーナ北中城店
北中城村美崎111-4
電話090(1946)9030
メール/iplana.ayurveda@gmail.com
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1861号 2023年4月6日紙面から掲載」