栄野川里奈子
2017年9月5日更新
ゴーヤーのツナ炒め|おきなわ弁当 時々薬膳
【毎日のおいしいと薬膳のはなしをすこし vol.07】
沖縄の夏はまだまだ続きます。こんな時は、食で体の熱をさますべし。
頼りになるのが、沖縄の代表的な夏野菜ゴーヤー。わが家でも、週に2~3回は食卓に上ります。飽きないから不思議。薬膳では、ゴーヤーは、暑さを取り除くほか、解毒、目の疲れにもいいとされています。ほかにも、冬瓜やキュウリ、ナス、ヘチマなどは体の熱を冷ます作用があるとされています。やっぱり旬のものは、理にかなっているんですよね~。
とはいえ、冷房やアイスなどで体を冷やしがちな現代。体を冷やし過ぎないよう、加熱調理したり、ショウガやニンニクなど、体を温める食材と組み合わせてバランスを取ることを心がけています。夏に体を冷やしすぎると、冬の冷え性につながってしまうので気をつけましょう。
<今日のお弁当>
- ゴーヤーとツナの甘辛炒め
ツナ缶を油ごとフライパンに入れて加熱し、ゴーヤーを加える。火が通ったら、砂糖としょうゆを加えて少し煮詰める。 - つくねのシソ巻き
①酒、しょうゆ、片栗粉と鳥ひきにくを粘りが出るまで混ぜ、シソのみじん切りを加える。
②丸く成型した①にシソを巻く。
③熱して油を敷いたフライパンに②を入れ、砂糖としょうゆを加えて煮詰める。 - ゆで卵
最初にツナだけを炒めて、臭みを飛ばします。
<リナコのおきなわ弁当 時々薬膳>
vol.06 ゴーヤーのツナ炒め
vol.05 カジキマグロのカレーソテー
vol.04 モリモリ島野菜
vol.03 カジキマグロの味噌漬け焼き
vol.02 ジャガイモとブロッコリーのハーブソルト炒め
vol.01 セロリの葉のふりかけ