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2024年6月27日更新

【広告】元気企業|Chabitan Art Space(チャビタンアートスペース)

県内の元気な企業を8社紹介します。各分野で活躍し、現在力を入れていることや今後の目標について聞きました。



県内の元気な企業を8社紹介します。各分野で活躍し、現在力を入れていることや今後の目標について聞きました。

 
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北谷から国内外にアートを発信
Chabitan Art Space(チャビタンアートスペース)

ウエディングムービーや広告動画などの制作を手掛ける「瀾婷文化 株式会社」は昨年5月、北谷町美浜にギャラリー「Chabitan Art Space」をオープンさせた。中国出身で代表取締役社長の汪婷さんは「国内外の観光客が訪れる北谷からアートを発信したいという思いで『北(ちゃ)“美(び)”谷(たん)』と名付けました。展示会を企画して県内の著名な作家はもちろん、まだ無名の作家を応援していきたい」と話す。

これまで展示会を9回開催し、作家によるワークショップも実施。プロの作家の展示のほかにも、子どもたちや障がい者の支援を目的とした展示会を企画するなど社会貢献活動にも力をいれている。また、同社が得意とする映像制作を生かして芸術家のプロモーションも行っている。


地域や国を越えて

ギャラリーがオープンした際にはグループ展を開催。沖縄と本土で活躍する12人の芸術家がそれぞれ1点ずつ作品を展示した。多様なアートを通して会場は芸術家と来場者の交流の場になった。昨年12月は紅型作家の新垣優香さんの個展が開催された。同展では、樹脂を画材としたレジンアートやペーパーフラワーの作家らとコラボした新しい試みの作品も登場した。

ことし1月にはペーパーフラワー「珊瑚(さんご)花」のワークショップを開催した。「珊瑚花は多彩な色の花びらを組み合わせて自分だけの作品を作るアート。制作中、アーティストになった気分を味わうお客さまの笑顔が印象的でした」

来場者の中にはリピーターも増えてきているという。「お客さまが作品の美しさに思わず感嘆の声をあげた時にとてもやりがいを感じます。今後は沖縄の作家が北京や上海など海外で開く展示会の支援や、VRを活用したオンライン展示会にも力を入れていく予定。国や地域を越えて新しい芸術家の皆さまがギャラリーで展示やイベント、ワークショップを開催することを歓迎いたします」




Chabitan Art Space(チャビタン アート スペース)
代表取締役社長
汪 婷(わんてい)さん
中国メディアで20年の経歴。2018年に沖縄で瀾婷文化株式会社を設立。2023年に北谷町から美を発信するギャラリー「Chabitan Art Space」を開業

 
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