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2024年6月20日更新

食事を抜いても痩せない⁉︎|健康チャレンジ!(51)

医師の安谷屋徳章さんが、ダイエットについて話します。
文・安谷屋徳章

食事を抜いても痩せない⁉︎

ダイエットが難しくストレスに感じる人がいます。話を聞くと、朝食を抜いたり、抜かないにしても朝食と昼食を減らしたりしていることがうかがえます。食事を減らしているので痩せられそうなものですが、そうはいきません。なぜかというと夕食や間食を多く食べているからなのですが、これらはなかなか減らせないのです。ほんの少し減らすだけでもストレスに感じるそうです。それはなぜでしょうか? 答えは食べ過ぎだからなのですが、どうして朝食や昼食は少なくしたり抜いたりできるのに、間食や夕食は減らせないのでしょうか。私たち人間の体は仕事や作業をしている時はあまり空腹を感じないようにできています。つまり、その時間帯は食事を減らしたり抜いたりしやすい時間帯ということになります。この時間帯の食事を減らし過ぎると、その後の食事、間食や夕食の時間帯の空腹感が強くなり、つい食べ過ぎてしまい、それでも頑張ってダイエットしようとすると、少し減らしただけでもストレスを感じてしまうのです。

ダイエットをする場合、間食をやめることから始めるのがセオリーです。食事量を減らす場合は朝昼夕それぞれを少しずつ減らすものですが、楽に減らせる朝食と昼食を大きく減らすと食事の配分が崩れ、間食や夕食に偏ってしまいます。では、崩れてしまった配分を治すにはどうしたらいいでしょうか。まずは、昼食を増やしましょう。特に腹持ちのいいタンパク源を追加するのです。卵や鶏ムネ肉を使った料理がおススメです。しっかり増やして間食をやめたり夕食を減らしたりできるようにするのです。夕食を減らせるようになったら、次は夕食をさらに減らして朝食をきちんと食べましょう。物足りなく感じるかもしれませんが、朝になれば食べられるから我慢しようと思えるようになれば改善です。肥満に関係なく食事配分を崩してしまっている人は多いように感じます。将来の肥満を避けるためにも早めに対応しておきましょう。



あだにや・のりあき。糖尿病や生活習慣病の改善を専門とするゆいゆい内科クリニック院長。自身も糖質コントロールで20キロ痩せた。著書に「沖縄の医師が教える糖質コントロール健康法」など

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毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」健康チャレンジ!
第1924号 2024年06月20日紙面から掲載

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