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2017年3月16日更新

伝統織物の首里織をインテリアファブリックに。|沖縄暮らしのでざいん

沖縄の伝統的な織物を魅力的なインテリアに。首里織をソファに使った取り組みを紹介します。

首里織をソファの張り地に生かす

伝統織物をインテリアに

伝統織物の首里織をインテリアファブリックに。家具や雑貨を扱うモジュール(沖縄県那覇市旭町)では、昨年12月に首里織を張り地に使用したソファを完成させ、注目を集めています。

「沖縄の織物の、インテリアファブリックとしての可能性に興味がありました」と話す禰覇由美さん(モジュール店長・49)の構想が、首里織の仲宗根綾さん(49)が織った織物によって実現に結び付きました。伝統織物である首里織をソファの張り地に用いるのは珍しいとのことです。グリーン系の色でまとめられたソファは全長198センチ。同店のオリジナルソファとして販売している形状で、背もたれ部分の張り地に首里織、座面には輸入生地が用いられています。沖縄の織物と外国製の生地とのバランスが無国籍な雰囲気を醸す仕上がりになっています。



背もたれから手すり、下方の部分に首里織が用いられたソファ。グリーン系の色彩でまとめられ、無国籍な雰囲気を醸す仕上がりです。那覇商工会議所の支援で開発された地域ブランド「NAHA-ISM(ナハイズム)」の商品の一つでもあります。


仲宗根さんは、「七つある首里織の技法の中からロートン織りの技法を用いています。ソファに用いる上で気になったのは耐久性。禰覇さんのアドバイスで、特別に厚めの布に仕上げました。家具に用いることに興味があったので楽しいチャレンジでした」と笑顔で話します。

禰覇さんは、「色の組み合わせが素晴らしく、輸入生地との相性も良いことを実感しました。当初、ホテルなどへ提案する家具として想定していましたが、自宅に置きたいというお客さまの声が多く、驚いています」と、手ごたえを感じています。さらに、「長年大事に使用しているイスやソファの張り地を変えたいと希望される方にも提案できます。家具に利用しながら、さまざまな物に展開していけたらいいですね」と今後も可能性を広げていきたいと話します。伝統の織物をさまざまな形に生かす、魅力あるものづくりの取り組みが進んでいます。



ソファの背もたれ部分。首里織のロートン織り技法が用いられています。


ソファの制作に携わった首里織の仲宗根綾さん(左)とモジュールの禰覇由美さん


那覇市・Aさん宅で25年使用したソファの張り地に使用した例(写真提供/モジュール)


仲宗根さんが10年以上使用しているイスの座面に同じ布を張り、背もたれにはパッチワークの布地を張った例(写真提供/モジュール)

 

沖縄らしさをさりげなくアピールします!


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執筆/沖縄暮らしのでざいん研究会 新里香代子
『週刊ほーむぷらざ』第1548号 2017年3月16日掲載
沖縄 暮らしのでざいん(36)

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