健康
2023年6月29日更新
[沖縄]乳がん看護認定看護師が講演|納得して治療の決定を
沖縄県内の乳がん患者とその家族をサポートする団体「With you OKINAWA」が、5月27日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで4年ぶりにイベントを開催した。
講演の様子。当日は乳がん患者など129人が参加した
沖縄県内の乳がん患者とその家族をサポートする団体「With you OKINAWA」が、5月27日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで4年ぶりにイベントを開催した。
講演会では東北大学病院の乳がん看護認定看護師である金澤麻衣子さんが講師として登壇し、「高めよう! 乳がんになっても毎日をしなやかに生きる力」をテーマに講演。「どのような治療を行うかを決める際は、自分で納得して決めることが大切」と話したほか、「気持ちが落ち着かないときは、①まず寝る②無心になれることに没頭する③深呼吸する、といい」とアドバイスした。
実際に自身が携わった乳がん患者の事例なども数多く紹介。「患者さんが普段の生活を当たり前に送れるようにサポートしていきたい」と締めくくった。
講演会後はテーマ別に分かれてグループワークを実施。「乳がんが再発した友人との関係に悩んでいるが、どう接したらいいか」という質問が出た際には、金澤さんが「アドバイスをするのではなく、ただ話を聞いてあげるだけでもいい。それが心のサポートになる」と回答。質問者は納得した様子でうなずいた。
参加した50代の女性は「講演を聞いて、乳がんになった頃の自分を思い出した。薬剤師さんが親身になって話を聞いてくれたことが支えになった」と当時を振り返った。
当日は乳がん患者とその家族、医療従事者合わせて129人が参加した。
沖縄県内の乳がん患者とその家族をサポートする団体「With you OKINAWA」が、5月27日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで4年ぶりにイベントを開催した。
講演会では東北大学病院の乳がん看護認定看護師である金澤麻衣子さんが講師として登壇し、「高めよう! 乳がんになっても毎日をしなやかに生きる力」をテーマに講演。「どのような治療を行うかを決める際は、自分で納得して決めることが大切」と話したほか、「気持ちが落ち着かないときは、①まず寝る②無心になれることに没頭する③深呼吸する、といい」とアドバイスした。
実際に自身が携わった乳がん患者の事例なども数多く紹介。「患者さんが普段の生活を当たり前に送れるようにサポートしていきたい」と締めくくった。
講演会後はテーマ別に分かれてグループワークを実施。「乳がんが再発した友人との関係に悩んでいるが、どう接したらいいか」という質問が出た際には、金澤さんが「アドバイスをするのではなく、ただ話を聞いてあげるだけでもいい。それが心のサポートになる」と回答。質問者は納得した様子でうなずいた。
参加した50代の女性は「講演を聞いて、乳がんになった頃の自分を思い出した。薬剤師さんが親身になって話を聞いてくれたことが支えになった」と当時を振り返った。
当日は乳がん患者とその家族、医療従事者合わせて129人が参加した。
『週刊ほ〜むぷらざ』funokinawa編集部
第1873号 2023年6月29日掲載