毎日のレシピ
2016年4月14日更新
鶏ひき肉の桜もち仕立て くずあんかけ|沖縄のごちそうレシピ
沖縄料理に精通した松本料理学院の松本嘉代子学院長が教える、この時期の来客をもてなすのにぴったりな「おもてなし料理」。鶏ひき肉をもち米で包み蒸しにし、桜もちに仕立てました。吉野くずをつかった優しいかけ汁と合わせて、椀仕立てに。
鶏ひき肉を桜色のもち米で包む。華やかな椀物
鶏ひき肉の桜もち仕立て くずあんかけ
もち米 | 1・1/2カップ |
水 | 2カップ |
塩 | 小さじ1/2 |
食紅 | 適量 |
鶏ひき肉 | 100g |
塩 | 少々 |
白みそ | 大さじ3 |
浮き粉 | 大さじ1 |
桜の葉(軽くゆでる) | 5枚 |
だし汁 | 2カップ |
塩 | 小さじ2 |
薄口しょうゆ | 少々 |
みりん | 大さじ1 |
水溶き吉野くず | 適量 |
1. | もち米は洗ってざるに上げ、分量の水に30分くらいつけておく。塩と食紅を加えて、ご飯の要領で炊き上げる(食紅は水で溶き、色が濃くなり過ぎないように竹串につけて数滴ずつ落としていく)。 |
2. | 薄めの食塩水で手をぬらして、①のご飯を5個にまとめておく。 |
3. | ボウルにひき肉と塩、みそ、水溶き浮き粉を入れてよく混ぜ合わせ、五つにまとめる。 |
4. | ②をある程度広げて③のあんを包み、俵型に整える。 |
5. | 蒸気の上がった蒸し器に④を入れて、8分くらい蒸す。 |
6. | 鍋に赤色の材料の調味料を入れてひと煮立ちさせ、水溶き吉野くずでとろみをつける。 |
7. | ⑤の桜ご飯を桜の葉で包んで椀に盛り付け、⑥のくずあんをかけて供する。 |
講師
松本嘉代子(まつもと・かよこ)
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会 教員認定資格 特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。
編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』松本嘉代子のイチから琉球料理・第1500号 2016年4月14日掲載
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