便秘解消しスッキリ、体が軽く

 レシピ教わり料理の幅広がる 

Ｑ　トレーニングを始めたきっかけは？

A　中性脂肪の値が高く、医師に「薬が必要になるかもしれない。痩せましょう」と言われたことです。できれば薬を飲みたくなかったので、ウオーキングや食事制限をしたのですが、なかなか続けられず、体重も減らなくて…。

痩せてから診察に臨みたいと思い、体験会に参加。すると、なかなか減らなかった体重が10日で3㌔落ちたんです。本格的に取り組みたいと、トレーニングを始めました。




Ｑ　食事はどう変化した？

A　とにかく野菜を食べる量が増えました。以前の1週間分の野菜が2、3日でなくなります。

レシピも教えてもらえるのですが、簡単でおいしい。2〜3品作り置きをしていますが、以前よりも調理時間は減り、料理の幅が広がりました。切り干し大根やヒジキなどの乾物やキノコを使うことが増え、ドレッシングも手作りするようになりました。お気に入りは、切り干し大根のサラダです。

外食では我慢せず、デザートもいただきます。一時的に体重は増えますが、その後、調整する方法をミールトレーナーにアドバイスしてもらいました。

トレーニング中盤、停滞期で思うように体重が落ちずに焦ったことや、トレーニングを終えた後も続けられるだろうかと不安になったこともありましたが、トレーナーに励ましてもらえて心強かったです。


Ｑ　痩せてどんな変化があった？

A　中性脂肪の値が下がり、薬は必要無い、ということになりました。コレステロール値も高く服薬していたのですが、数字が下がり、弱い薬に代わりました。6年前から逆流性食道炎を患っていて食べ過ぎるとしんどかったのですが、症状が楽になったのもうれしい。

腹囲は9㌢減り、特にパンツスタイルで変化を感じます。太っていた頃のパンツは処分しました。職場でも家族からも「痩せたね」と言われます。  以前と違って今はおなかがすいてからご飯を食べるようになったので、ご飯がおいしく食べられます。便秘も解消して、毎日スッキリ快調！　体がとても軽くなりました。

14年前に体調を崩して断食し、10㌔ほど痩せたことがあるのですが、しんどくて、腰も痛くなりました。 

今回のトレーニングで、食事の大切さを実感しました。

　
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ミールトレーナーから

ミールトレーニングではファスティングをお勧めすることが多いのですが、Yさんは本人のご希望でファスティングなし。食事をバランス良くしっかり食べていたので、体重も体脂肪も落ちています。停滞期は食事を減らしがちですが、きちんと栄養素を取ることが大切です。




宇栄原千春さん（株式会社カロリア代表、管理栄養士）
うえはら・ちはる／(株)Caloria代表取締役社長。管理栄養士として病院に勤務した後、2006年に独立。減量指導にあたる。2018年、独自のダイエット理論を体系化した「ミールトレーニング®️」を開発

☆ミールトレーニング®とは、食事サポート・行動サポート・ファスティングサポート・カウンセリング・コーチングなどを科学的で効果的な独自の手法で提供するプログラム。


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『週刊ほ〜むぷらざ』これが最後のダイエット
第1931号　2024年08月08日掲載