【ビューティー】心も体も健康に沖縄アーユルヴェーダ −特別編−|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

もっと美しく

ビューティー

2022年12月29日更新

【ビューティー】心も体も健康に沖縄アーユルヴェーダ −特別編−

「i―PLANA」代表の知念伽央梨さんが、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の魅力を伝える当コーナー。1年の締めくくりとなる今回は特別編として知念さんにインタビュー。

自然と調和に
心も体も健康に

「i―PLANA」代表の知念伽央梨さんが、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の魅力を伝える当コーナー。1年の締めくくりとなる今回は特別編として知念さんにインタビュー。「ことしは私自身、アーユルヴェーダの説く『自然との調和』がもたらす幸福感を実感した年でした。新年も、沖縄の自然や食など足元にある豊かさを大切に、心身共に健やかに暮らす知恵が詰まったアーユルヴェーダを、地道に伝え続けていきたい」と笑顔で話す。


知念 伽央梨さん
(株)i-PLANA代表
ちねん・かおり・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー



アーユルヴェーダの魅力をお伝えしたいと、自宅の一室で始めたサロンから今年で27年―。昨年から今年にかけて息子夫婦に事業の一部を任せ、以前から興味のあった地域活動やヒハツを含めた農産物の栽培を始めました。

会長を務めさせていただいている北中城村の北中城農漁村生活研究会では、地域の先輩方がこれまで作り続けてきた味噌を、「子どもたちに手作りの味を知ってほしい」と村の給食センターにお届け。畑仕事の際は、日々元気に成長する野菜たちに「おはよう!」と声をかけながら草むしりや水やりに精を出しています。早起きして体を動かし、採れたての野菜や地元の食材で食事を手作り。それを地域の方々ともシェアするのが楽しくって。アーユルヴェーダは食事においてさまざまなことを勧めていますが、最も大切にしているのが「満足感」。ことしは野菜を育て、自然や地域とつながる時間を過ごすことで心身が満たされる幸せを実感。足元にある豊かさにも改めて気付かされた年でした。

◆    ◆     ◆


講座では、そうした私の体験も含めてお伝えしています。年4回開催しているペアーレの講座では、毎回、季節のお食事を召し上がっていただきながら、朝の舌磨きに始まるアーユルヴェーダの生活法やヨガ、ヘナやハーブをつかった体にもお財布にも優しい美容法などもご紹介します。生徒さんたちは40代~60代の女性が中心で、この連載をご覧いただいている方も多いのですが、「なるほどこういうことだったのね」と紙面で得た知識を講座で体感されているよう。

ご自身の健康づくりのためにと通われるうちにアーユルヴェーダの奥深さにハマり、セラピストコースを受講される方も増えました。

来春は本も出版

アーユルヴェーダでは食事を儀式と捉え、場を整え、感謝の気持ちを込めて食するという教えがあります。私も趣味でテーブルコーディネートを学んできましたが、講師資格を取得したのを機に、生徒さんたちのご要望にお応えし、新年からは講座にも取り入れる予定。また来春は、ぐしかわ看護専門学校で講義を担当。学生たちに読んでほしいと数年前から取り組んできた本の出版も決まりました。

毎日の食事から日々の過ごし方、物事の捉え方まで、心身共に健康に、幸せになるための暮らしの知恵が詰まっているのがアーユルヴェーダ。その魅力を一人でも多くの方にお伝えできるよう、新しい年も地に足を付け、一歩一歩前進していきたいです。



琉球漆器でお正月のテーブルをコーディネート


髪や頭皮を整えるヘナやハーブ


朝のうちに農作業する知念さん。力強く成長する野菜の姿が喜び


脳のトリートメント「シロダーラ」で1年の疲れをリセット
 



株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー


i-PLANA(アイプラーナ)
ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート2F
恩納村冨着1550-1
電話098(964)1808

アイプラーナ北中城店
北中城村美崎111-4
電話090(1946)9030

メール/iplana.ayurveda@gmail.com

心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1847号 2022年12月29日紙面から掲載」

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:4441

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る