平良千尋
2016年12月9日更新
スッキリしたクローゼットを保つ｜平良千尋のコラム
［コラム・vol.2］服育コンサルタントの平良千尋さんが、服を通して自分を磨いていく ＜心に寄り添う服育＞ のヒントをお伝えします。
まだまだ半袖で過ごせる沖縄！
去年も暖冬でコートやダウンジャケット、厚手の冬服などは、なかなか着る機会がなかったと思います。
ショッピングセンターではすでに、秋冬物のセールがスタートしていますね！ 本格的なセールスタートの前に、衣替えをしながらクローゼットを見直してみてはいかがでしょうか。
クローゼット整理のワンポイントアドバイス！
【手持ちの服の量を把握する】
基本的に、視界に入らないアイテムはどんどん着なくなっていきます。デニムや厚手のセーター、下着以外は全て、視界に入る場所に収納してください。
服の量の目安は、
＜パイプハンガーの長さ÷服の厚み＞
ほとんどのパイプハンガーの長さは120センチです。
夏物1～2ミリ
冬物2～3ミリ
コート類は4ミリ
パイプハンガーを120センチ、
服の厚みを3ミリと仮定した場合
120センチ幅のパイプハンガーを使用したクローゼット。約100着を詰め込んだ状態
120÷3＝40で、
視界に入る服の量は40着となるわけです。
しかし、プラス20着前後は許容範囲内です！
100着以上をギュウギュウに押し込んでしまうと、服が埋もれてしまい、着ない服が必ず出てくるはずです。
その場合は数を減らす、またはパイプハンガーをもう1台用意することをオススメいたします。
クローゼットは何かを隠す場所でも、
昔の思い出をしまう場所でもないのです。
120センチ幅のパイプハンガーを使用したクローゼット。約40着。スッキリ余裕があり、服が選びやすい。
あれこれため込まず、今のライフステージに必要な服を必要な量だけ収納する！
毎日見るからこそ、スッキリ整理された状態をキープすることがとても大切です。
また、手持ちの服を把握することで
無駄買いを防ぐことができます。
大切なことは、
＜ONE IN ONE OUT＞ ワン イン ワンアウト
何かを購入しクローゼットにプラスした場合は、何かを手放す！！
次回はお洋服を仕分けるポイントについてお伝えいたします。
平良千尋さんのコラム
この記事のキュレーター
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- 平良千尋
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1977年生まれ、那覇市出身。
服育コンサルタント。2011年にイメージコンサルタント養成スクールで、ニューヨーク流メソッドを取得。県内を中心に、服を通して自己肯定感を高める個人向けコンサルティングを手掛ける。15年から「心を育む服育プロジェクト」をスタート。専門学校の非常勤講師にも就任、「表現学」の講義を担当する。
