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2017年5月25日更新

宮廷料理の「如意素麺(ルーイゾーミン)」|沖縄のごちそうレシピ

今日の夕御飯に食べたくなる琉球料理を紹介します。
講師:松本嘉代子(松本料理学院学院長)

宮廷でも食べられていた伝統的な琉球料理。手間をかけ、おもてなしに!

如意素麺(ルーイゾーミン)

婚約した男女が最初に行う儀礼「結納」。その時に作られるのが如意素麺。手間暇かけたもてなし料理だ。今のように十分に物のない時代に「食材の切り方や使い方を工夫したり、手間暇をかけることで、祝いの厳かな雰囲気を作り出していた」という。(ほ~むぷらざ1451号15面より抜粋)

材料(5人分)

ソーメン 2・1/2束
【具】
豚ロース 50g
シイタケ(乾燥) 3枚
からし菜 1/5束
大根 50g
薄焼き卵 卵1個
【具の煮汁】
だし汁(肉・かつお) 1カップ
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
【かけ汁】
だし汁(肉・かつお) 5カップ
小さじ2
しょうゆ 少々

作り方

1.


そうめんは1束を二つに分け、片方の端を糸で結ってゆで、冷水にさらしながらそろえてざるにあげ、水気を切っておく。

2.

豚ロースはゆでて5センチ長さの千切りにし、シイタケも水で戻して千切りにし、大根も千切りにする。

3.

からし菜は色よくゆでて5センチ長さに切りそろえ、薄焼き卵も5センチ長さの千切りにしておく。

4.

底の広い鍋に分量の具の煮汁を煮立て、豚ロース、しいたけ、大根をそれぞれ分けて並べ入れ、弱火で煮含める。からし菜は最後にいれて変色を防ぐ

5.
別の鍋に分量のかけ汁を煮立て、その中にそうめんを1人分ずつ束ねたままくぐらせて吸い物椀に折りたたんで入れ、結った根元から切る
6.

そうめんの上に5種類の具を形良く並べて入れ、熱いかけ汁を静かに注ぎ入れる。



歴史の味でおもてなし




講師
松本嘉代子(まつもと・かよこ)
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会 教員認定資格 特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。

 

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松本料理学院 098-861-0763


編集/柳田敏孝
『週刊ほーむぷらざ』ごちそうレシピ
第1558号 2017年5月25日掲載
[レシピ・如意素麺(ルーイゾーミン)・琉球料理]

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