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2023年5月25日更新

工夫次第でごみでなく資源に|意外と身近なSDGs ②

「環境から健康を考える会」エコットの皆さんが、SDGsのチャレンジを紹介します。

工夫次第でごみでなく資源に

野菜は、できるだけムダにせず使い切ります。ブロッコリーは、芯の太い茎もカットして=写真①、食材として使います。つぼみの部分は一口大にカットし、芯の途中まで包丁で切れ込みを入れた後、切り口を手で割けば、細かいくずも出ません=②。長ネギは、青い部分もおみそ汁や料理に使えます=③。根っこの部分だけ肥料用の野菜くずとして、プランタの土の中に埋めます。




食べ切る工夫として、汁物はよそう器に水を入れてその分だけで調理すると、すべてよそい切れるので食べ残しがなくなります。みそ汁に使うだし昆布は5㌢くらいにカットし、だしを取った昆布も食材として食べているので、ごみにはならず、栄養になっています。食べ残しやムダを減らせば、有料ごみ袋代の節約になり、SDGsの取り組みにつながります。

野菜のネットがたわしに変身

捨てる前に、何かに利用できないか考えます。野菜が入っていたネットと果物を保護するネットを重ねてくるくる巻き=④、野菜などの袋止めについているクリップを組み合わせると、みかんのようなたわしに変身=⑤。シンクや洗面台の掃除に使用していますが、汚れ落ちが良く長持ちします。たわしの底の部分でこすると手が汚れないのも便利です。工夫、工作で節約にもつながります。ごみになってしまうものも有効利用しましょう。

きれいな紙類は資源ごみとして出します。片手に収まるほどの小さな紙やメモ用紙なども封筒に入れて=⑥、資源ごみとして出します。



文と写真/諸見みどり。
「環境から健康を考える会」エコット代表。日々の生活の中でSDGsにチャレンジ中


『週刊ほ〜むぷらざ』意外と身近なSDGs
第1868号 2022年5月25日掲載

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