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2023年3月2日更新

[沖縄]Smileエイジング(12)|爪のトラブル

加齢とともに増えるトラブルや病気と上手に付き合い、健康管理しながら、笑顔で年齢を重ねたい方へ。最新医学に基づく統合医療、体調を整えるエクササイズやスポーツなどの専門家が堀基子さんと対談。毎回のテーマに合わせた簡単ヘルシーレシピも紹介します。今回は、巻き爪など爪のトラブルについて。

痛くて歩けない! 爪のトラブル

 フットケアの専門家  新城 かおりさん (フットヘルパー認定校)写真左

しんじょう・かおり/ドイツで取得したORAシュパンゲインストラクターをはじめ、フットヘルパー認定校指定など、さまざまなフットケア認定資格を取得。介護福祉士、障がい者ヘルパーなどの資格も持ち、2019年11月に「巻き爪フットケアかおり」を開業。

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 食  堀 基子 さん (野菜ソムリエ上級プロ)写真右

ほり・もとこ/野菜ソムリエ上級プロ、J Veganist、アンチエイジング・プランナー、ベジフルビューティーセルフアドバイザー、アスリートフードマイスター3級ほか。第6回・8回野菜ソムリエアワード銀賞受賞。

 爪のトラブル 


 堀  足の爪にはどんなトラブルが多いのでしょうか?

 新城  1番は巻き爪です。先が細い靴を履くことが多い方や、爪の付け根をケガして生えてくる爪が変形しやすくなっていると、爪のカーブが強くなって巻き爪になります。

 堀  ハイヒールをよく履く私の友人も巻き爪で悩んでいます! 他にも原因はありますか?

 新城  たかが爪、されど爪! 痛いならプロのケアを

 新城  歩く際、親指で蹴り出す力が弱くなるとなりやすいので、高齢者に多いです。サンダル履きが多かったりサイズが合わない靴を履いていると親指でしっかり蹴り出せないので原因になるし、妊娠中に骨盤が広がりガニ股歩きになるのも親指に負担がかかり巻き爪になりやすい。

 堀  そんなに原因があるんですね! 私もついサンダル履きで出かけてしまうので、気を付けなくちゃ。合わない靴というのは、爪が圧迫されるほど狭い靴のことですか?

 新城  狭いのもよくないですが、大き過ぎたり、横幅が余っていたりすると、中で足が動いてしまって、これも原因になるんです。

 堀  巻き爪は最初から痛むもの?

 新城  最初は痛みがないこともあります。だんだん爪のカーブが強くなり両端が皮膚に食い込むようになると、炎症を起こしたり傷が化膿(かのう)して痛みが強くなってきます。

 堀  わあ、それは痛そう! 実際にどんなフットケアを行うのですか。

 新城  爪の切り方に問題がある場合が多いので、皮膚に負担のかからない長さに切ることから始めます。肥厚(ひこう)爪といって爪が厚くなり過ぎている方の場合は、適度な厚さに調えます。それでも改善できない場合は、ドイツ式のORAシュパンゲというフットケア治療器具を使って、爪のカーブを矯正します。ワイヤ器具をセットして1回の治療(3~4カ月)で改善します。ひどい巻き爪の場合でも2回、6~8カ月で改善しますね。同時に歩き方や靴も改善するように指導します。


 堀  皮膚科から紹介されて来る患者さんや、フットケアを学びに来る医療従事者がいらっしゃる理由がよく分かりました! ちなみに、爪のセルフケアのポイントは?

 新城  爪を切る際は長過ぎず短過ぎず、指先より1~2mm短く切ります。そして、爪の両端が皮膚に食い込まないように、角を残さずに切りましょう。お風呂あがりにハンドクリームなどで爪の付け根をマッサージするのもおすすめです。


 堀  爪を健やかに保つにはタンパク質、鉄、亜鉛!

 堀  さっそく私も実践します! 爪を健やかに保つ栄養素を調べたところ、爪の主成分であるタンパク質、不足すると爪のトラブルの原因にもなる鉄、爪や皮膚の乾燥を防ぐ美肌ミネラルの亜鉛が大切とのこと。そこで、上質なタンパク質を含むサケと乳製品、鉄が豊富なホウレン草、亜鉛を豊富に含むカキを使ったグラタンのレシピを考えました。

 新城  意外と簡単なんですね。私もさっそく作ってみます!




巻き爪フットケアかおり
電話090-3196-7939
読谷村字比謝4番地



タンパク質+鉄+亜鉛で爪を元気に!

 サケとカキとホウレン草のグラタン 


●材料(2人分)
生サケ(無塩)2切、カキ1パック、ホウレン草3~4株、タマネギ1/2個、バター20g、薄力粉20g、牛乳200ml、ピザ用チーズ50g、粉チーズ適宜、塩小さじ1/2、こしょう少々

●作り方
(1) サケは食べやすい大きさに切り、カキとともに水気を拭き取り、塩ひとつまみとこしょう少々をふり、薄く小麦粉をまぶす。ホウレン草は長さ3cmに切り、タマネギは薄切りにする。
(2) フライパンにバターの半量を入れて中火にかけ、(1)のサケとカキを焦がさないように焼いて取り出す。残りのバターを入れて焦がさないようにタマネギを炒め、透明になってきたらホウレン草も加え、残りの塩こしょうをふって炒める。しんなりしたら薄力粉の残りを加え、全体を混ぜつつ弱火で炒める。牛乳を加え、とろみが出るまで煮る。
(3) 耐熱皿に(2)のタマネギとホウレン草を入れ、サケとカキを並べ、残りのソースを注ぎ、ピザ用チーズをのせ、粉チーズを散らし、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼く。

「Smileエイジング」記事一覧
『週刊ほ〜むぷらざ』Smileエイジング(12) 
第1856号 2023年3月2日掲載

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