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2023年1月5日更新

[沖縄]Smileエイジング(10)|耳の健康と補聴器②

加齢とともに増えるトラブルや病気と上手に付き合い、健康管理しながら、笑顔で年齢を重ねたい方へ。最新医学に基づく統合医療、体調を整えるエクササイズやスポーツなどの専門家が堀基子さんと対談。毎回のテーマに合わせた簡単ヘルシーレシピも紹介します。今回は、加齢とともに気になってくる補聴器について。

一人一人に合わせて作る補聴器

 認定補聴器技能者  森山 賢 さん (琉球補聴器写真左

もりやま・けん/認定補聴器技能者。1987年創業の株式会社琉球補聴器にて2007年から代表取締役を務める。日本補聴器販売店協会九州沖縄支部沖縄県部会長。県内の聴覚障害児を持つ親の会や中途失聴者の支援にも尽力。

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 食  堀 基子 さん (野菜ソムリエ上級プロ)写真右

ほり・もとこ/野菜ソムリエ上級プロ、J Veganist、アンチエイジング・プランナー、ベジフルビューティーセルフアドバイザー、アスリートフードマイスター3級ほか。第6回・8回野菜ソムリエアワード銀賞受賞。

 

 耳の健康と補聴器(2) 


 堀  耳鼻科でそろそろ補聴器が必要だといわれたら、お店で購入すれば、すぐによく聞こえるようになるんですか?

 森山  補聴器は大きな音から耳を守る機能もある医療機器で、買ってすぐ使いこなせるものではなく、時間をかけて調整し、お客様一人一人にとって最適な聞こえ方に作り上げていくものなんです。

 森山  補聴器を買った日がゴールではなくスタート

 堀  メガネのように買ったらそのまま使えるものだと思っていました。どうすれば自分に最適な補聴器と出合えるのでしょうか。

 森山  まずはカウンセリングと聴力測定を行います。同じ年齢や聴力でも、どんな音が聞こえなくてお困りなのか、どんな音がよく聞こえるようになりたいのか、個人個人でまったく異なります。静かな住宅地と交通量の多い道路が近い住環境では騒音がまるで違いますし、乳幼児がいるご家庭と大人だけの生活では聞こえてくる生活の音がまるで違います。こうした情報を元に、最適な補聴器を選び、調整していきます。


 堀  今どきの補聴器って、こんなに小さいんですか!? 1番小さいのは小指の爪ほどですよ!

 森山  昔の補聴器と違って、今のは目立ちにくいですね。耳の穴の型をとって作るオーダーメードの耳あな型、耳にかけて使う耳かけ型、本体とイヤホンをコードでつなぐポケット型などがありますが、耳の穴にすっぽりと隠れてしまう耳あな型を希望される方が多いですね。

 堀  かわいいパールピンクのものもあって驚きました! 耳あな型ならメガネやマスクの邪魔にならないし、イヤホンを付け慣れていたら違和感もないでしょうね。


 森山  選んだ補聴器は2週間から2、3カ月ほど貸し出し、フィッティングという調整を重ねながらお試しいただき、しっかり効果を確認してから購入していただきます。私どもには認定補聴器技能者が17人おり、カウンセリングからフィッティング、メンテナンスまですべてを担当します。

 堀  なんと頼もしい! 購入後はメンテナンスが必要ですか?


 森山  月に1度、聞こえの状態を確認して調整し、クリーニングも行います。

 堀  購入後も長いお付き合いが続いていくのですね。ちなみに価格は?

 森山  数万円から数十万円までさまざまですが、自治体などから補聴器費支給のような公的補助が受けられる場合もありますので、ぜひご相談ください。

 堀  亜鉛とレシチンも耳の健康を支える栄養素

 堀  それは助かりますね。調べてみたら、難聴の方には亜鉛不足が多いという研究がありました。そこで、亜鉛が豊富なカキと、耳からの音を脳に伝える神経伝達物質アセチルコリンの材料となるレシチンを含む大豆製品の島豆腐で、この時季おすすめの鍋料理を作ってみました。

 森山  おいしくて耳にも優しいのはうれしいですね!



琉球補聴器
フリーダイヤル0120-4133-30
那覇市安里1-8-13    



耳の健康に②
カキと島豆腐の煎り鍋

 カキの亜鉛&島豆腐のレシチン 


●材料(2人分)
カキ200g
島豆腐300g
ホウレン草1束
酒大さじ2
塩小さじ1/2強
シークヮーサー適宜


●作り方
(1) ホウレン草はよく洗って水気をきり、4センチの長さに切る。島豆腐は食べやすい大きさに切る。
(2) すき焼き鍋に、カキと島豆腐を並べ、全体に軽く酒と塩をふり、強火にかける。
(3) 水分が出てきたら中火にし、ホウレン草を加え、水分で和えるように火を通し、火が通った具材からいただく。
 カキには、お好みでシークヮーサーをしぼっても美味。

「Smileエイジング」記事一覧
『週刊ほ〜むぷらざ』Smileエイジング(10) 
第1848号 2023年1月5日掲載

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funokinawa編集部

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