企業紹介
2021年12月9日更新
[沖縄・企業紹介]沖縄の魅力|自分で考える 力を伸ばす|学研とよさき小学校前教室 指導者 佐久川 美保子さん
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.353
学研とよさき小学校前教室の指導者、佐久川美保子さんは自身も大学生・小中学生の3人の子どもを子育て中。「自分の子どもも私が学研教室で指導してきました」と話す
育児経験、指導に生かし
学研とよさき小学校前教室
指導者 佐久川 美保子 さん
子どもたちの「考える力」を伸ばす学研教室。離島も含め県内に約200教室を展開している。その一つ、学研とよさき小学校前教室の指導者、佐久川美保子さん(49)に指導方針などを聞いた。
Q 指導で心掛けていることは?
A 学研教室の理念は「自分で考える力を育てる」こと。答えを教えるのではなくヒントを与えて自分で考えさせるようにしています。教室では幼児から小学生まで一緒に勉強していますが、静かに勉強するように雰囲気作りも大事にしています。上級生が黙々と一生懸命勉強している様子を見て、低学年の子たちもそれを見習っています。
テストで100点取ったよとか、受験に合格したと報告してくる子どもたちの笑顔を見るのがやりがいです。この教室で指導するのは小学生までですが、卒業した子たちが遊びに来ることもあり、時には進路の相談に乗ったりもします。
教室には糸満市など遠方から通ってくる子もいます。地域の皆さんは教育に熱心な方が多くとても協力的で、子どもたちを教室まで送迎してくれる保育園もあります。
Q 先生になったきっかけは?
A 20代の頃、子どもが産まれる前から将来自分の子どもにやらせたい幼児教育を探していました。そんな時、学研教室のことを知って、自分に子どもができたらやらせたい、自分も先生をやりたいと思いました。学研教室では、国語、算数に加えて、子どもの考える力を伸ばす「ちえ」に力を入れていることに魅力を感じました。
28歳で教室を開設し、すぐに出産。育児をしながら仕事を続けました。未経験からのスタートでしたが、研修も充実していて、スタッフもサポートしてくれました。教室は午後からなので自分の時間が作りやすいのも助かりました。
生徒の親との面談では、自分の育児の経験も交えてアドバイス
Q 生徒の親とはどう関わっていますか?
A 親御さんとの相談は密に、メールなども使ってまめに連絡を取るようにしています。最初の面談で進学のためなのか、苦手科目の克服なのか学研教室に通わせる目的をしっかり把握します。
私も大学、小中学生の子どもが3人いるので、自分の育児の経験からお母さんたちにアドバイスすることもあります。共働きの家庭のお母さんには、自分なりの家事の時短法を伝えたり、子どもとの接し方ついて相談に乗ることも。忙しくても1日5分でいいから子どもと向き合う時間を作ることを勧めています。
自分の子どもたちにも学研教室でしっかり基礎学力を身につけさせました。そして、今年、長男が日本大学に入学。自分がこれまでやってきたことが正しかったと大きな自信になりました。
学研とよさき小学校前教室 生徒募集中
学研とよさき小学校前教室では、生徒を募集している。学習日は週に月・火・水・木のうち2回。教科は算数、国語、英語、幼児(さんすう・こくご・ちえ)、理社。問い合わせは下記参照。
学研とよさき小学校前教室 豊見城市豊崎1-339
電話080(7063)0722
『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<354>
第1792号 2021年12月9日掲載