毎日のレシピ
2018年6月7日更新
チャンプルーに「醤油糀」|酵素でイキイキ!
麹(糀)を使った調味料や簡単な料理を紹介。
執筆者:仲宗根悦子<03>
今回紹介するのは「醤油糀」です。醤油糀(麹)は、醤油に米糀を加え、10日ほど常温で寝かせるだけ。簡単に作れて、うまさは格別です。醤油糀に含まれるうま味成分「グルタミン酸」の含有量は、塩糀の約10倍以上といわれていて、ビタミン、ミネラルも豊富です。
醤油糀の深いうまみは、「生揚醤油」のよう。生揚醤油とは、一般的な醤油と異なり、火入れやろ過をせずに微生物が活動している醤油のこと。ほとんど流通していません。
何と言っても、オススメはチャンプルー! 醤油糀だけで、おいしく仕上がります。味付けは、ちょっと薄いくらいでOK。10分くらいたつと、味が染み込んでちょうどいい味になります。醤油糀で刺し身を漬けると、まろやかになりますし、豆腐にかけたり、卵かけご飯に用いても美味です。
醤油糀だけでOK!
「ドレッシングに」
家にあるドレッシングや焼肉のタレに醤油糀を加えると、味に深みが加わる。
「ニンジンシリシリー」
オリーブオイルでシリシリーにしたニンジンを炒める。少し水を足して蒸し焼きにする。完成する2~3分前に、醤油糀を入れて混ぜる。
「チキンのソテー」
鶏肉を蒸し焼きにして、醤油糀を鍋肌から入れる。
「キノコとエビ炒め」
オリーブオイルでキノコとエビを炒めて、醤油糀を入れる。
醤油糀
材料
米糀200g
醤油200~300ml
作り方
- 容器に材料を入れて混ぜる。
- 1日に1回空気を入れるように混ぜ、常温で7~10日置く。
★冷蔵庫で3カ月保存可能。
執筆者
仲宗根悦子
仲宗根糀家代表取締役社長。米糀や発酵調味料の製造・販売、講演を行う。ビジネスサプリメントアドバイザー、ホリスティック栄養アドバイザー
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1611号 2018年6月7日紙面から掲載」