毎日のレシピ
2017年11月9日更新
沖縄そば|豚骨とかつおのスープが格別|沖縄のごちそうレシピ
県民のソウルフード「沖縄そば」を、麺から手作りしてみませんか? じっくり豚骨を煮込んだスープと手打ち麺は、一味違うおいしさです。
講師:松本嘉代子(松本料理学院 学院長)
豚骨とかつおのスープが格別
沖縄そば
【手打ち麺】 材料(5人分)調理時間2~2.5時間
強力粉 | 500g |
かん水 | |
重曹 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ2 |
卵 | 1個 |
水 | 200ml |
打ち粉(片栗粉) | 適量 |
サラダ油 | 適量 |
作り方
1. | 小さなボウルに重曹、塩、卵を入れて溶き、水を2~3回に分けて混ぜいれる。 |
2. |
大きなボウルに強力粉を入れ、1のかん水を数回に分けて加え、10分くらいこねる。
※なめらかになるまでまとめていく。 |
3. |
②の表面がしっとりまとまったら、生地を丸くまとめてビニール袋に入れ、1時間~1時間半ねかす。 ※ねかし足りないと麺棒で伸ばしにくく、ゆでたときに切れやすくなる。 |
4. |
3の生地を4等分にし、打ち粉をしながら1~2mm厚さの長方形に伸ばす=写真②。 |
5. | ④の麺にまんべんなく打ち粉をまぶし、4~8つ折りにたたんで2~4mm幅に切り、さらに打ち粉をしてよくほぐしておく。 |
6. | 大きめの深い鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩をひとつまみ入れ、麺についている打ち粉を落として1分~1分30秒ゆでる。 ※ゆで時間は厚みにもよる。 |
7. | ⑥をざるに取って水気を切り、サラダ油をまぶして急いで冷ましておく。 |
【そばだし】 材料(5人分)調理時間約3時間
豚の骨(腰・尻尾) | 1.5~2kg |
水 | たっぷりかぶるほど |
豚だし | 7カップ |
かつおだし | 1カップ |
塩 | 小さじ2・1/2前後 |
しょうゆ | 少々 |
作り方
1. | 豚の骨(背と腰の骨、尻尾)は、熱湯できれいに洗い=写真上、下、寸胴鍋に入れ、たっぷりかぶるほどの水を加えて火にかける。沸騰してきたらあくをすくい取り、そのあと中火→弱火にして2~3時間ゆっくり煮る(途中何度もあくを取りながら、1/2量になるまで煮る)。 ※湯で、血や汚れをきれいに落とす。 |
2. |
①をこして鍋に入れ、かつおだしを加えて強火にかける。塩、しょうゆを加え、やや濃いめの味に仕立てる。
※しょうゆは煮立ってから入れると、香りがよくなる。塩は沖縄のマースが合う。 |
【具】材料(5人分)調理時間6分
豚三枚肉の煮付 | |
三枚肉(ゆでたもの) | 120g |
泡盛 | 大さじ3 |
砂糖 | 大さじ2~3 |
しょうゆ | 大さじ3 |
棒かまぼこ | 10切 |
わけぎ | 適量 |
紅ショウガ | 少々 |
コーレーグス(唐辛子の泡盛漬け) | 少々 |
作り方
1. | ゆでた豚三枚肉は、5~6cm幅の5mm厚さに切り、泡盛、砂糖、しょうゆを煮立てた中に入れ、つやが出るまで煮る=写真。 |
2. |
棒かまぼこは一口大の斜め薄切りにし、わけぎは小口切りにする。
|
3. |
深めの器に熱湯を通したそばを盛り付け、そばだしを注ぎ、豚三枚肉、かまぼこ、薬味用のワケギ、紅ショウガをのせて熱いうちに供する。
※好みで、コーレーグス(唐辛子の泡盛漬け)を少量かける。 |
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松本料理学院 098-861-0763
編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』ごちそうレシピ
第1582号 2017年11月9日掲載
[レシピ・沖縄そば・琉球料理]