毎日のレシピ
2017年7月27日更新
ラフテー[脂をしっかり抜き、軟らかく仕上げる]|琉球料理レシピ
[沖縄のごちそうレシピ]豚肉料理の代表格であるラフテーは、下ゆでで半分以上の脂肪分が落ち、仕上げの段階でも時間をかけて煮るため、さらに脂肪分が抜けます。軟らかく仕上げるためにも、三枚肉は脂と肉の層が多いものを選ぶようにしましょう。今日の夕御飯に食べたくなる琉球料理を紹介します。
講師:松本嘉代子(松本料理学院学院長)
脂をしっかり抜き、軟らかく仕上げる
ラフテー
材料5人分 調理目安時間130分
豚三枚肉 | 600g |
かつおだし | 4カップ |
30度以上の泡盛 | 1カップ以上 |
砂糖 | 1/2カップ |
しょうゆ | 1/2カップ |
針ショウガ | 少々 |
作り方
1. | 豚三枚肉はブロックのまま湯洗いして、丸ごと1時間くらいゆでる。 ※皮を上にゆで、浮いてきたらひっくり返す。ゆで汁ごと冷ます。 |
2. | ①の豚三枚肉を6~7センチ幅の1.5~2センチ厚さに切る。または3~4センチ角に切る。 ※形を整える時に出る切れ端の部分=写真左手前=は、チャンプルーやイリチー、アンダンスーなど、ほかの料理に使うことができる。 |
3. | 厚手の鍋に分量のだしと豚三枚肉、泡盛を入れ、しばらく煮たら砂糖を加える。 ※砂糖を入れて5分ほど煮て、なじませる。 |
4. | ③にしょうゆは2回に分けて加え、最初の5分くらいは強火、あとは弱火にして1時間らいゆっくり煮る。箸でちぎれるようになるまで煮る。 ※しょうゆの半分は味をみながら加減する。 |
5. | ④を器に盛り付け、たっぷりの煮汁をかけて、針ショウガを天盛りにする。 ※ゆでたゴボウやニンジンを一緒に煮込んで添えてもよい。 |
<おいしそうなレシピがいっぱい!>手間惜しまず 時間をかけて
講師
松本嘉代子(まつもと・かよこ)
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会 教員認定資格 特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。
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松本料理学院 098-861-0763
編集/柳田敏孝
『週刊ほーむぷらざ』ごちそうレシピ
第1567号 2017年7月27日掲載
[レシピ・ラフテー・琉球料理]
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プランナー(企画・編集)
「自由に生きたい」。そのためには健康や豊かさについての情報を知ることから始まると思っています。だからこそこのサイトでの情報発信して、お伝えしていきたいと思っています。アメリカ南部をこよなく愛し、ゴスペルを歌うお弁当男子。あ、基本はハチャメチャな感じです。