結果が出ないのはなぜか?|健康チャレンジ!(58)|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

毎日を楽しく

My Style

2025年1月23日更新

結果が出ないのはなぜか?|健康チャレンジ!(58)

医師の安谷屋徳章さんが、痩せているのに糖尿病の人がいるのはなぜかについて解説します。
文・安谷屋徳章

結果が出ないのはなぜか?

ダイエットをがんばっているのに結果が出なくてストレスを感じている人はいないでしょうか?

私たち人間の体は仕事や作業をしている時はおなかがすきにくくできています。つまりダイエットをする際、この時間帯は食事を減らしやすいことになります。日中仕事の人は朝食と昼食、あるいは間食を減らしやすいので、朝食を抜いたり、日中あまり食べないでいたりする人がいます。続けられれば痩せますが、食べる量が少な過ぎて反動で仕事後に食べ過ぎてしまう人がいます。結果的にダイエットがうまくいかなかった場合はストレスも生まれます。

ダイエットは食べる量をいかに減らすかが重要なので、1日の食べる量が減らなければ体重は落ちません。前述の場合、何も考えず普通に食べていれば、体重は落ちませんがストレスはなかったはずです。間食をやめるだけ、朝昼夕の食事を少し減らすだけにしていれば、小さなストレスでダイエットを続けることができます。

ほかにも、仕事や用事のある日は食べる量を抑え、そうでない日にたくさん食べてしまう場合もあります。平日仕事の人は平日5日間は食べる量を抑えるのですが、その反動で土日にたくさん食べてしまうのです。これも7日間トータルの食べる量が減らせていないので体重は落ちません。さらに5日間がんばっているのに結果が出ないというストレスが生まれます。仕事や用事のあるなしに関係なく、1日に食べる量を安定させた方が健康的ですしダイエットにもいいはずなのに、減らしやすい日に減らし過ぎてしまうのです。

努力をしているのに結果が出ないと感じた時は、やり方が間違っていないか、食べる量を減らし過ぎていないか、反動で食べ過ぎていないかを振り返りましょう。小さなストレスで無理なく続けられるようにするにはどうするべきか、自分に合った減らし方を見つけてくださいね。



あだにや・のりあき。糖尿病や生活習慣病の改善を専門とするゆいゆい内科クリニック院長。自身も糖質コントロールで20キロ痩せた。著書に「沖縄の医師が教える糖質コントロール健康法」など

↓画像をクリックすると、ゆいゆい内科クリニックのホームページに移動します

「健康チャレンジ」のバックナンバーはこちらから。


毎週木曜日発行「週刊ほ〜むぷらざ」健康チャレンジ!
第1954号 2025年1月23日紙面から掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:4526

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る