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2019年8月29日更新

究極の時短アートメイク 自然な眉多世代に人気|教えて! ドクター当山 特別座談会第2弾〈219〉

本物の眉のような仕上がりと人気のアートメイクをテーマに、当山美容形成外科の髙間久美子副院長と施術を担当する仲地千博さん、体験者の羽地優喜さんが座談会を開催しました。3人ともアートメイク経験者で「すごく自然で、とにかく朝がラク!」と共感。「消えない」からこそ重要な施術先選びやデザイン、今後まで、話が広がりました。


「沖縄の働く女性とアートメイク」

◆施術先はどう選ぶ?
アートメイクは医療行為 デザイン&リカバーも考えて

羽地 わたし昔、眉毛を抜いていたこともあって自分の眉毛がないんです。描くのも大変だし似合う形も分からなくなってきた時にインスタでアートメイクが流行っていることを知りました。どこで受けようかとネットでもいろいろ見たけれど写真が少なく、どんな感じに仕上がるのか分からなくて。友だちから当山美容形成外科でやった人の眉はすごく自然だったと聞いて決めました。

髙間 アートメイクは簡単に消せないので、決心がいると思うんですよね。若い人もそうだけど、年配の方はもっとそう。口コミに頼るのも分かります。

羽地 あと、アートメイクは医療行為だというのもインスタで知っていたので、衛生面や安全性がしっかりしているかも重視しました。顔に入れるものなので、みんなそこは考えていると思います。

髙間 脱毛やシミ取りなどと同じようにエステで行っているところもありますが、医療従事者以外が行うのは違法と、実は15年以上前から法律で定められています。4年ほど前からは国の規制がさらに厳しくなってきたこともあって、各クリニックでのアートメイクが盛んになってきているんです。

羽地 そうだったんですね!

髙間 例えば医療従事者なら目を保護する医療道具を使いますが、そうした道具や専用針、インクや麻酔などを許可なく取り扱うのも違反。無免許者の施術や機器の販売が横行し、結膜炎などのトラブルが後を絶たないため、国も規制を強めているんです。万一トラブルが起こった時のリカバーができないと患者さんが困りますからね。
当然、施術者にはセンスとテクニックも求められますから、定期的に勉強会などに参加して知識をアップデートしておくことも不可欠。その情報収集の場となるのが、当院も会員となっている医療アートメイク協会などの全国組織です。
例えば使うインクの情報やクリニックごとの課題を共有したり、厚生労働省の担当者から法律のレクチャーを受けたり、メイクアップアーティストからブームが来そうな眉を教えてもらったりとかね。当院ではそうしたネットワークを生かしていち早く情報を入手、院内でも積極的に研修を実施。経験豊富なスタッフが担当しています。

※アートメイクとは
皮膚に専用の針で色素を注入し、眉やアイラインなどを描く施術。水にぬれたり汗をかいても落ちることなく数年間持つ。厚生労働省が2001年、「医師または医師の指示を受けた看護師以外の施術は医師法に違反する」と通知した。





◆アートメイクのメリットは? なぜ自然?
朝がラクで小顔効果も! 1本1本毛流に沿って手描き

羽地 アートメイクをして朝がすごくラクになりました。メイクで一番時間がかかるのは眉。太くなって消したけど、上手く消せないとか。眉が決まらないとモチベーションもダダ下がりしちゃいますからね。今は欲しいところにシャドーをポンポンと入れるだけ!

髙間 忙しい子育て世代や働く女性にいいですよね。

羽地 すごくいい! 子育てしながらホットヨガの講師をしているので、以前はバタバタしている中で化粧して眉描いてと慌ただしかった。その上、ヨガの最中に汗をふいて、ふと鏡を見ると「眉がない!」みたいな。

髙・仲 ないとキツく見えちゃいますからね(笑)。

羽地 今は汗で落ちる心配もないので、仕事に集中できます(笑)。

仲地 当院では施術前後を写真で確認してもらいますが、入れた後は顔がキュッと引き締まって見えます

羽地 そうそう! すっぴんでも眉があると顔の印象が全然違う

髙間 お直しで来院される方は、昔のようにべた塗りではなく自然な感じにしてほしいとの声も多いですね。

仲地 自然に仕上げるには、毛流に沿って1本1本毛のように描くのがポイント。同じ茶色でもお一人お一人に合うよう、ご本人の希望や肌・髪・瞳の色を考慮しながら調色し、グラデーションで入れています。最初は明るめにし、仕上がり具合を見ながら調整するのがオススメ。太さや長さも同じですね。なので初回の満足度は7割ぐらい。2回目、3回目で100%にしますとお話ししています。

羽地 私も初めてで色の出具合や見た目が自然かどうかを確認しながら進めたかったので、最初はあえて薄く細目に入れてもらいました。足りなければ後から足せばいいやと思って。「ザ・入れました!」にならないか心配でしたが、周りの評判もすごくいい。今は2度目も入れて色も落ち着いてきました。

髙間 すごく似合ってる。あとは、眉毛があるかないかも見た目に大きく影響します。白髪でもいいから毛があった方が立体感が出るので抜かないでほしいですね。

仲地 こちらに気を使って切ったり剃(そ)ってくる方もいますが、毛流れが見えないので入れづらい。自然な状態で来院されるのをおすすめしますね。


◆美容外科で施術を受けるメリットは?
全体のバランス見てトータルで提案 メンテ含め長く安心して付き合える

仲地 デザインは、まずお顔に合った黄金比を測定。そこから年齢や目や眉の左右差、筋肉の動きを考慮しながら調整します。長い方だと1時間かかることも。毎日鏡を見るのはご本人なので、ご本人がしっくりくるまで調整します。

羽地 私も、自分に合う眉が知りたかったので最初は黄金比で描いてもらいましたが、自分がいいと思う眉と違ったので、相談しながら調整してもらいました。

仲地 年配の方で多いのが長めに入れたいとの声。でも年齢とともに皮膚が外側からたるみ、たれ眉みたいになってしまうので、アートメイクで骨組みを作り、ご自分で足した方がいいですよとアドバイスします。時代や年齢によっても眉の形や色は変わりますから。

髙間 眉はあくまでお顔のパーツの一つ。全体のバランスを見ながらその方に適した施術をご提案できるのは、美容外科ならではと言えます。例えばまぶたのたるみ、額のシワ、眼瞼(がんけん)下垂がないかなども含めて見極める必要がある。当院では眼瞼下垂の治療も行いますので、手術による治療の後でアートメイクを行うと、後々も不自然にならずに安心です。
またアートメイクはインクを入れる深さも大切で、単に深く入れて10年、20年と持たせるよりも、薄くなっていいというスタンスなんですよね。お顔のたるみに伴いアートメイクも外側がたるみますし、浅く入れることで肌に傷を残さない。そうすることで次にアートを入れ直す時もキレイに入ります。レーザーで消した後も瘢痕(はんこん)にならないのが理想的です。

羽地 深いと傷になるんですね。知らなかった!

髙間 入れ墨をレーザーで取ったら、色は抜けるけど盛り上がりは取れないのと同じです。

仲地 だからすごく気を使う。患者さんの中には、どんな針を使っているのか見せてほしいという方もいます。そのあたりはクリニックに直接聞いてもいいと思う。

髙間 以前に入れた色が薄くなって直したい場合も、適切な深さで入れていればレーザーで比較的キレイに取ることが可能。そうしたメンテナンスを考えると、長く安心して付き合える所で入れてもらう方がいい。お互いの信頼関係が深まるので、いろいろ話しやすいですしね。


◆アートメイクの今後は?
テクニックは常に進化 より自然な陰影が可能に!?

仲地 当院では美容メイクの専門家から講習を受け、時代や年齢、雰囲気なども考慮したメイクを提案。その上でアートメイクを入れています。でもアートメイクって、やればやるほど疑問が湧いて奥が深い。例えばさらに自然な陰影を出すにはどんな描き方がいいのか、変色した眉を戻すには何色を足したらいいのか、もっと学びたい!

髙間 より自然に見せるためにも、今後は陰影が大事になると思うんですよね。絵も奥行きを出すのに影をつけたり、前は淡く奥は暗くしたりするでしょう? それと同じ。仲地テクニックとして究められるといいよね(笑)。

仲地 課題をいただきました!(笑)。

羽地 受ける側としてはもう少し情報が欲しい。調べたくても写真がとにかく少なかったので。

仲地 当院でもよくあるのは、スタッフでアートメイクを入れている人がいたら見てみたいという声。そこは気兼ねせず声をかけていただけるといいですね。

髙間 痛みも気になる点。クリニックなら麻酔クリームだけでなく、痛みがどうしてもおつらい場合は注射による局所麻酔を打つなど、患者さんに応じて対応しています。

羽地 私は麻酔を打ってもらいました。注射は確かに痛かったけれど、その後は施術中もぜんぜん痛くなかった。腫れも気にならず、メイクをしてもらって、そのまま仕事に行きました!

髙・仲 アートメイクのデザインやテクニックは奥が深く、常に進化し続けています。今後も新しい学びや技術を習得し、今まで以上に患者さんの気持ちに寄り添えるよう努めます!


体験者に聞きました!
当山美容形成外科でアートメイクを体験した方の声をご紹介します。

すっぴんで眉がないと「怖い!」など印象が悪かったけど、アートメイクで解消された。

「ザ・入れました!」って感じにならないか心配だったけど、自然な仕上がりで大満足。周りの評判もいい。

昔のアートメイクはベタ塗りで不自然だけど、すごく自然。プールで友だちにも眉を褒められた!

眉に傷があり、そこだけ毛が生えず悩んでいた。アートメイクをしてもらって大満足。

視力が落ちて、眉を描いたり左右差を合わせるのに時間がかかっていたけれど、そのストレスが軽減された。

メイクはしない派だけど、アートメイクを入れてからは、すっぴんに自信がもてるようになった。



髙間久美子さん(当山美容形成外科 副院長)
金沢医科大学医学部卒業。慶應義塾大学病院精神神経科、横浜市立市民病院、神奈川美容クリニック、聖マリアンナ医科大学病院形成外科などで勤務。日本形成外科学会会員。日本美容外科学会会員。日本アートメイク協会会員。



羽地優喜さん(ヨガインストラクター)
ホットヨガスタジオ「OCT ONE」ヨガインストラクター。29歳、1児の母。「海に行くのが好きで休日はよく娘と海に出掛けてます。アートメイクなら汗や水も気にならないので、人目を気にせずリフレッシュできるのもいいですね」



仲地千博さん(当山美容形成外科 看護師)
那覇市医師会那覇看護学校卒業。2009年、当山美容形成外科入社。脱毛部、看護部をへて、2017年、医療アートメイク資格を取得。現在に至る。「眉毛が部分的にないのが悩みでしたがアートメイクで解消。メイクもラクになりました」


<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※次回は「男性看護師によるメンズ脱毛」です。お楽しみに!


<過去記事一覧>
『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山 特別座談会第2弾
第1674号 2019年8月29日掲載

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