食べることへの罪悪感が消えて
食事も料理も楽しく

 体に良いものをしっかり食べる 

Ｑ　ミールトレーニングを始めたきっかけは。

A　新型コロナが流行していた頃に、体重がどんどん増えてマックスに。膝に痛みがあり階段の上り下りや長距離を歩くことがキツく、長い時間しゃべると息切れをすることもあって、これはマズいとミールトレーニングに申し込みました。

その前にもパーソナルトレーニングや健康教室に通ったことがあり、10㌔くらい減量してはリバウンドする…ということを繰り返していたんです。その度にせっかく頑張ったのに…と気落ちしてしまう。今回は体重を落とすだけでなく、その後の維持が目標でした。


Ｑ　トレーニングを始めて、意外だったことは？

A　こんなに食べるんだ、ということ。野菜をこれまでの倍は食べていて、家族に、自分より食べている、と言われます。以前のダイエットは食事量の制限が厳しく、かなり我慢していたので、びっくりしました。味覚も変わり、だしで煮たダイコンやセイロで蒸した野菜など、素材の味をおいしいと感じるようになりました。 以前の食事は忙しい時ほどおにぎりやサンドイッチ、沖縄そばなど炭水化物に偏りがち。ストレス解消にコーヒーショップでコーヒーとスイーツを食べるのも日課になっていましたね。 ミールトレーナーに栄養のことを教わり、何を食べたらいいか相談に乗ってもらえることが心強かった。おかげで、北海道へ旅行した際も体重は増えませんでした。毎週、体重や体脂肪、腹囲などを測り、結果が見えることがモチベーションにつながりました。


旅行中のMさんの食事。野菜をしっかり食べ、体重は増えなかった


Ｑ　痩せて変化したことは？

A　食事を楽しめるようになったこと。太っていたころは、食べると太る、でも食事は取らないと、と罪悪感を感じながら食べていました。それが、自分のために体に良いものを食べようと、意識が変化。常備菜を作り置きしたり、砂糖を減らしてチーズケーキを作ったり、料理も楽しくなりました。

服のサイズが２サイズ落ちて、量販店で服が買えるようになったのもうれしい。久しぶりに着た昨年の冬服がゆるくなっていて、かなりの服を買い替えました。中性脂肪は若干高めですが、血圧やコレステロールは下がり、平常値になっています。

体が軽くなり、階段の上り下りや孫の抱っこが楽にできるように。11月の旅行ではストレスなく長距離を歩くことができ、満喫しました。

　
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ミールトレーナーから

リバウンドを繰り返す、なかなかダイエットが続かない…という方は、頑張り過ぎている方がほとんど。成功のポイントは、頑張り過ぎないこと！ 時には、甘い物も、旅行や外食もOK。食べることを無理に我慢するのではなく、知識を持って、しっかり食べることが大切です。




宇栄原千春さん（株式会社カロリア代表、管理栄養士）
うえはら・ちはる／(株)Caloria代表取締役社長。管理栄養士として病院に勤務した後、2006年に独立。減量指導にあたる。2018年、独自のダイエット理論を体系化した「ミールトレーニング®️」を開発

☆ミールトレーニング®とは、食事サポート・行動サポート・ファスティングサポート・カウンセリング・コーチングなどを科学的で効果的な独自の手法で提供するプログラム。

ラジオでダイエットやミルトレ情報発信中！
FM沖縄Fine！内「ミールトレーニングダイアリー」で、 毎週火曜日朝７時４４分ごろからスタート。



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『週刊ほ〜むぷらざ』これが最後のダイエット
第1952号　2025年01月09日掲載