ビューティー
2023年3月2日更新
女性の健康に活躍のハーブ|心も体も健康に沖縄アーユルヴェーダ −81−
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は、アーユルヴェーダ的「女性の心と体に良いハーブと習慣」です。
女性の健康に活躍のハーブ
気分の切り替え大切に
毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」と厚生労働省が定めています。女性は忙しさのあまり自分のことを後回しにしてしまうことが多いかなと思います。そこで、女性の心と体に良い作用を与えるハーブや、リラックスできるアーユルヴェーダの知恵をご紹介したいと思います。
アーユルヴェーダのハーブの中で特に婦人科系に良いといわれるのが「シャタバリ」です。植物由来のエストロゲン(女性ホルモン)の供給元になると言われ、更年期の女性の健康増進が期待でき、生理不順の方にも薦められています。甘みと相性が良いので、ホットミルクやお菓子を作る時に入れていただきます。ほんのり優しい味が私は気に入っています。
琉球列島固有の植物で沖縄シナモンとも言われているのが、「沖縄ニッケイ(カラキ)」。本島北部の年配の方々は子どもの頃にその枝をかんで、甘い汁を吸うのがおやつだったとよく聞きます。鎮静作用や冷え性改善、解熱作用が期待でき、呼吸器系にも良いと研究発表されている注目のハーブです。ピリッと辛味があり、後味は甘く葉を乾燥させたお茶が人気です。
いつでも行える呼吸法
私たちは朝、眠りから覚めて目を開いた時から就寝までの間、いろいろなものを見たり聞いたりしていますが、アーユルヴェーダでは感覚器官を使い過ぎると、その器官の悪化を起こすと考えられています。それによって脳や体の疲弊につながることも。正常な状態でも、生活習慣の一つとして呼吸法を取り入れています。
呼吸を意識する瞑想(めいそう)(メディテーション)には、いろいろなやり方や考え方がありますが、自分に合ったやり方を見つけてみるのもいいですね。目的は「自分の中の騒いでいる気持ちや、乱れている心を落ち着けること」なのですから。
簡単にできる方法をお伝えします。朝、窓を開け、目を閉じて鼻からゆっくり酸素を取り入れ、鼻からさらにゆっくり吐き出します。これを静かに繰り返して頭の中を空っぽに。習慣にするといつでも、どこでもできて気分を切り替えることが上手になりますよ。
石垣島で収穫されたシャタバリ。植物由来のエストロゲンの供給元になると言われている
琉球列島固有の植物で本当北部で自生しているカラキ。「沖縄シナモン」とも呼ばれ、ピリッと辛味があり後味が甘いのが特徴
インフォメーション
★女性のためのアーユルヴェーダ
脳のトリートメントと言われる。頭脳労働の多い方、眠りの浅い方、リラックスしたい方におすすめしています。
2万5800円→1万1000円(税込み)
「メディテーショントリートメント」
呼吸法を取り入れたトリートメント。シャタバリ+ハーブティー付きです。
〈施術時間70分〉
1万2120円→8800円(税込み)
※「シロダーラ」「メディテーショントリートメント」の特別価格での施術は3月31日まで。その他、スパパティヤでは「アロマセラピスト養成講座」「アーユルヴェーダセラピスト養成講座」の受講生を募集中!
詳細は下記のホームページをご覧ください。
https://www.hotelmonterey.co.jp/okinawa/spapathya/
施術や商品の問い合わせは
i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
電話受付時間 9時〜20時
オンラインショップ▼
http://iplana.shop-pro.jp/
株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー
i-PLANA(アイプラーナ)
ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート2F
恩納村冨着1550-1
電話098(964)1808
アイプラーナ北中城店
北中城村美崎111-4
電話090(1946)9030
メール/iplana.ayurveda@gmail.com
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1856号 2023年3月2日紙面から掲載」