うちの亀ちゃんは何でも屋|紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記vol.8【亀谷明日香のコラム】|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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COLUMN

亀谷明日香

2016年12月5日更新

うちの亀ちゃんは何でも屋|紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記vol.8【亀谷明日香のコラム】

〜紅型ばかりやっている、自由な嫁の自由な日記〜
もらいものばかりのお家


 

もらいものばかりのお家

自分たちで古民家を移築しようと始めた家づくり。
これから家を建てるというのに、うちにはそんなにお金はなかった。
自分たちで作っているので、外注するのとは違い、いわゆる人件費というのは考えることはなかった。
手伝ってくれる友人たちはみんな、「寝床とめしと酒は用意する!!」という声かけに応えてくれた仲間たちだ。(本当にありがとう!!!)
それでも、普通に考えなくてはいけないのは、材料費。どうしたって、かかる。

「家を建てるのに十分なお金を用意してのスタート!」というには程遠かったので、それこそ日々働きながら、私は虹亀商店を毎日せっせと開店させ、亀ちゃんはときには他の短期の仕事もしながらの家づくりだった。

そんな中で亀ちゃんは、材料費もなるべくかからないよう、さまざまな工夫をしていた。家をコツコツ建てるのもすごいが、材料の調達術はそれ以上にものすごい才能だと思う。

例えば、近所の幼稚園が建て替えをするというのを聞きつけて亀ちゃんが真っ先に行動したこと。それは、幼稚園の解体現場へ行き、業者さんと交渉をして、幼稚園のいらなくなった窓ガラスを全部もらってくることだった。
うちは外がよく見えるような全面ガラス張りの引き戸があったり、大きなガラスを使っている部分が多いのだが、それは全部、幼稚園からのおさがりだ。

那覇市内の老舗(しにせ)のホテルが閉まるというので、その片付けをする仕事をしている友人を手伝いにそのホテルへ行って、いらなくなった洗面台、バスタブ、蛇口、はたまた、大浴場で使っていたであろうたくさんのカゴまで!(笑)
大量の収穫品を持って帰ってきたのには驚いた!
おかげさまで、我が家のバスタブは、某ホテルのスイートルームの広々お風呂です(笑)。
各部屋でいろいろな用途で使われているカゴには、なぜか謎のナンバープレートがつけられたまま(笑)。






他にも、トイレの便座、風呂場のタイル、キッチンのシンク、足場パイプ、水タンク、照明器具などなど、もらったものは数知れず。
これらはどれも、友人たちから、「亀、家つくってるなら、これ使わない?」と声をかけてもらったものだ。
今回この記事を書くにあたって、亀ちゃんと、これは誰々からもらったものだね、という話をして、あらためて亀ちゃんも、「すごいねえ…」と言っていた。
そんなありがたいもらいもので、出来上がった我が家! あらためて本当に、ありがとうございます!!!
家、というかたちがある程度出来上がってからは、トイレができ、台所ができ、風呂場ができ、いくつかの部屋ができ…。面白いようにぐんぐんと、家は家になっていった。
そのころから具体的に、まるでイベントの準備をするように、最後の仕上げ、壁に漆喰(しっくい)を塗る日、そして、住んでいるアパートを片付けて、この家へ移ってくる日…の計画をたて始めた。

いよいよお引っ越しです。




紅型ばかりやっている、自由な嫁の自由な日記[コラム]
vol.8 もらいものばかりのお家
vol.7 我が家に屋根ができるまで
vol.6 暑い夏を乗り切る!我が家の暑さ対策

コノイエ+プラス[コラム]
vol.5 台風の季節の拾い物
vol.4 賑やかな大家族暮らし
vol.3 古民家移築プロジェクトの始まり
vol.2 自分たちの住む家を造る
vol.1 うちの亀ちゃんはなんでも屋!

亀谷明日香

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亀谷明日香

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紅型アーティスト
東京都出身。1996年に沖縄に惚れ込んで移住。沖縄県立芸術大学にて紅型を4年間学ぶ。在学中から紅型作品、土産物等を作り、販売を始める。2009年、紅型雑貨屋「虹亀商店」を沖縄本島南部の南城市知念にてオープッン。四児の母として子育てをしながら、日常にある沖縄の自然に日々感動し、染めています。

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