「沖縄の地をリスペクトし、県民と共に歩み、共に繁栄する」を理念とした、沖縄初のプロ野球チーム「琉球ブルーオーシャンズ」が1月25日から春季キャンプをスタートし、本格始動。精力的に汗を流している。

セリーグ・パリーグの12球団が所属する日本野球機構（ＮＰＢ）で活躍した選手をはじめ、社会人野球や独立リーグ、大学で実績を積んだメンバーが集う。県出身の9選手を含む28人で構成されている。指揮を執るのは、元千葉ロッテマリーンズのコーチを務めた清水直行監督。さらに元東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた田尾安志シニアディレクター兼打撃総合コーチらが指導にあたる。

清水監督は「自分たちの野球をやるための基礎作りをしっかりとし、選手の特徴を生かしてどんな野球ができるのかをキャンプで見極めていきたい。新チームということで、観客が少なかったり、練習環境がしっかり整っていないといった部分もあるが、どんな状況でも自分のやるべきことをできるのがプロ。今後もプロ意識を追求して練習や試合に取り組んでいく」と話した。

まずはメンバーそれぞれが、練習で培ってきたことを試合に出せるかが目標。「多くの人にグラウンドへ足を運んでいただき、選手の顔や背番号、守備位置などを覚えてもらえるとうれしい」と呼びかけた。

チームは2月21日まで、八重瀬町の東風平運動公園野球場でキャンプを行う。15、16日に同球場で中国のプロ野球チーム、北京タイガースを招いて行う練習試合を皮切りに、千葉ロッテマリーンズ2軍との練習試合、読売ジャイアンツ3軍とのオープニング試合を予定。将来的にはＮＰＢへの参入を目指し、全力投球で挑む。

 


注目！ 県出身の有力選手


今後の目標・抱負を一言！
宮城清主選手（左）
「今月にオープニング試合があるので、まずは実戦でいいプレーをし、しっかりアピールしたい」

神谷塁選手（左から2人目）
「1年目ということで、勝って強いところを周りにみせられるよう、全力でプレーをしたい。NPBに行くことが目標」

日隈モンテル選手（左から3人目）
「NPBに入るつもりでやっている。周りに感謝しながらプレーをし、沖縄を盛り上げていきたい」

大城駿斗選手（右）
「プレーでこのチームを引っ張っていける選手になりたい。また、NPBに食い込んでいけるよう実力を磨いていきたい」


試合情報 みんなで応援しよう！

【対北京タイガース戦】
日時／2月15日（土）・16日（日）13時～
場所／東風平運動公園野球場

【対千葉ロッテマリーンズ2軍戦】
日時／2月22日（土）・23日（日）13時～
場所／石垣市中央運動公園

【対読売ジャイアンツ3軍戦】
日時／2月29日（土）13時～
場所／沖縄セルラースタジアム那覇

※試合日程は変更になる場合あり。詳細はホームページかツイッターでチェックを！
ＨＰ　https://ryukyu-blueoceans.jp/
Twitter　https://twitter.com/ryukyublueocean



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編集／安里則哉
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第1698号　2020年2月13日掲載