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2024年2月22日更新

働きがいも経済成長も|意外と身近なSDGs(11)

SDGsの目標8は「働きがいも経済成長も」。包摂的かつ持続可能な経済成長および全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進することが目標に掲げられています。

働きがいも経済成長も

人権や環境面などにどの程度配慮できているのか、また社会貢献にどの程度取り組んでいるのかといった点が、職場に求められる時代になっています。働く上で、健康に配慮した働き方、権利の保障や十分な収入、適切な社会的保護が与えられる生産的な仕事ができる働きやすい環境が大事です。


人ごとでなく自分ごとに

日本では、性別や年齢や職業、生まれた場所などに関係なく、すべての人が等しい扱いを受ける「平等権」、自由に考え、選択する権利である「自由権」、人間らしい豊かな生活を送る権利である「社会権」などがあります。

人権は「侵すことのできない永久の権利」として保障されるべきものです。しかし、男性から差別を受ける女性、虐待される子どもたちなど、人権が無視されているケースはいくつもみられます。時に、被害者が命を落としている現実もあります。また、職場でのパワハラ、モラハラ、いやがらせ、いじめなどから心身を痛めて仕事に就けなくなるケースもあります。こうした問題の解決は、世界共通の課題です。

2019年5月、改正労働施策総合推進法(通称パワハラ防止法)が成立し、パワハラ防止措置が義務付けられました。現代は、法を制定するだけでなく、その内容を実践することが世界中で求められます。このような社会課題の解決に向けた取り組みを、人ごととせず、積極的に進めていきましょう。

「子どもなど、弱い立場の人が笑顔になれるように」「従業員が、笑顔で働きがいのある毎日を過ごせるように」。皆がこのような気持ちでDVや虐待、差別、パワハラの防止に取り組めば、8番目の目標の達成に大きく貢献できるのではないでしょうか。


 

「環境から健康を考える会」エコット代表の諸見みどりさん。メンバーと日々の生活の中でSDGsにチャレンジ中


『週刊ほ〜むぷらざ』意外と身近なSDGs
第1907号 2024年2月22日掲載

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