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2024年1月25日更新

氣質学考案者・オフィス細百合 主宰の稲福ひろみさん|氣質学で導く より良い人生[彩職賢美リターンズ]

「氣質学」は、より良い人間関係を育むコミュニケーションツール。生年月日から分かる特性を、3種類の形と四つの色の組み合わせで分類。子育てや自分磨き、企業の人材育成、組織づくりなど、幅広く活用されている。誕生から24年。考案者の稲福ひろみさんは、「子どもたちが平和で倖せに過ごせる社会をつくる助けになれば」と、講師養成に力を注ぐ。

氣質学考案者・オフィス細百合主宰
稲福 ひろみさん


「認める力」育み 倖せな成功者に

氣質学は、世界最大の統計学と言われる四柱推命をベースに独自に考案した統計分類学です。生まれ持った氣質の特徴、考え方や行動の傾向、基本的な対人関係などの特性を、◎○・□・☆のシンボル(形)と、桃・赤・緑・水色の四つの色を組み合わせた、12タイプに分類。3000人の鑑定データも基にして、成功の秘訣(ひけつ)や効果的な関わり方など、環境づくりのヒントもお伝えします。

氣質学の最大の目的は、「認めること」です。自分の本質を知り、相手を知り、違いを認め合う。認める力がその人の魅力や才能を伸ばし、人生や人間関係をより良く変えていくカギになります。


息子の心が知りたい
子ども伸ばす助けに


氣質学が生まれたきっかけは、自閉症の息子の「氣持ち」を知るため。医師に「この子は母親を認識できないし、一生しゃべることもない」と言われ、「私と息子の未来は、私が決める」と奮い立ちました。息子が言葉を発し、心を通わす転機となったのが、四柱推命との出合いです。四柱推命はとても複雑で、言葉も専門的で難しい。子どもとのやり取りでも分かりやすいように、イメージで表現できないか。息子が描いたカラフルな絵が、シンボルとカラーで分類するヒントになりました。

息子が小学生の頃、私は毎日一緒に学校へ通っていました。息子と仲良くしてくれていた子に生年月日を聞き、特性や向いている仕事などを、お母さんたちに伝えていました。当時、泥だらけで一緒に遊んでくれた子は現在、陶芸家に。体を張って守ってくれた、正義感の強い子は教職に就いています。小学生の時点で、面白いくらいにその子の魅力や才能は確立しています。それを周りの大人が理解して、伸ばしていけたら一番いいと思い、個人鑑定を始めました。

子育ての悩み、社員や部下との関わり方など、相談はさまざま。子育てや企業での人材育成などセミナーのご依頼も増え、2007年に初めての著書を出版。「氣質学を学んで、子育てや仕事で生かしたい」との声もいただき、氣質学アドバイザー養成講座も始めました。


学んで家族仲良く
講師育成に力注ぐ


氣質学アドバイザー養成講座は、約15年で120人が修了。個人鑑定や社内研修でのアドバイザーとして活躍する人も。受講者で長い人は10年以上共に歩み、氣質学を楽しんで広めてくれたアドバイザーの中から、「講師になりたい」と手を挙げてくれる方が出てきました。21年からは、講師としての心構えを身に付け、さらなるスキルの向上を図るアドバイザー養成講座を開く講師を育成。年内には6人の講師が誕生します。

受講生の多くが「氣質学を学んだおかげで、子どもとの接し方を間違えなかった」と話してくださいます。「離婚せずに済んだ」「嫁姑問題が解決した」との声も。一番身近で、大切な家族関係が揺らいでいると、自分の人生も楽しめない。アドバイザーたちがより愛情深く子育てできるようになったことが、何よりの喜び。「今のお母さんだったら、墓場まで持って行くつもりだった話も言える」というお子さんの言葉は、感動でした。

これからは、アドバイザー、そして講師たちの困り事や悩みを解決する情報を、勉強会や著書を通して伝え、活動しやすい環境を整えることに力を注ぎます。


新刊はビジネス本
元氣・健康が一番


子育て本を中心に、これまで5冊の著書がありますが、昨年8月に新刊「氣質学 ビジネス編」を出版しました。社内の人間関係改善、人材の採用や育成、円滑な組織づくりに氣質学を生かしたいというご要望は多く、県内のさまざまな企業様で、セミナーもさせていただいています。社長さん自ら氣質学を学ばれ、採用や組織づくりに生かした企業では、仕事に対する取り組み方が同じ氣質の人材を集めたことで、業績アップにつながっていると聞いています。

コミュニケーションは普遍的なテーマ。世の中で起こっている問題や課題には、氣質学が解決の糸口になることが多くあります。自分の氣質を知っていると、必要以上に傷つくことはないですし、トラウマを抱えるほどの失敗やトラブルに巻き込まれることも避けられます。セミナーで皆さんにお伝えてしているのが、「倖せな成功者を目指そう」ということ。人とのつながりで心が満たされ、元氣・健康でいることが大切だと思います。

最近はアドバイザーさんたちから、お孫さんの話も聞こえるように。子育てだけでなく、孫育てにも氣質学は生かせます。大人が元氣なら、子どもたちも健やかに育つ。子どもたちが倖せで、平和に過ごせる世の中になるお手伝いを、氣質学で地道に続けていきます。


稲福さんに聞いた!「2024年ってどんな年?」
大きくエネルギーが動く
キーワード:「見極め」「俯瞰(ふかん)」「学び」「成長」

2024年は「甲辰・きのえたつ」の年。甲は大樹、または1という意味で、命や物事の始まりを意味しています。陰陽で言うと「陽」。大きく立派な木を育てるために「あなたの強み」という肥料をまきましょう。

辰は十二支中、唯一の架空の動物。見えないはずなのに、圧倒的な存在感と影響力があります。辰には振(ふるう)と言う意味もあります。エネルギー(波動)が大きく動く年なので、軸になる考え、確かな裏付けが必要な一年です。

「目=選択・判断」が大事

成功者とそうじゃない人の違いは、「思考」「感情」「行動」の一致です。実は「思考」と「感情」は真逆の人が多く、そうなると行動にブレが出て、目指していた結果にたどりつきません。

思考も感情も目には見えないものです。辰も同じ。大きく立派な木を育てるために大切な根っこも、地中に埋まっていて見えません。「見えないもの」を大事にすることも、2024年を上手に生き抜く成功法則です。根を張る場所を見極めて、太陽(目標)を追いかけて上へ上へと伸びていきましょう。

■オフィス細百合 メール:info@sasayurinet.jp



稲福 ひろみさん
氣質学考案者・オフィス細百合 主宰

[プロフィル]那覇市出身。1999年に四柱推命、生年月日の研究に出合い、オリジナルの統計分類学「氣質学」を考案。子育てやキャリア、ビジネスセミナーや講演などを行う一方、2007年から氣質学アドバイザー養成講座、21年からはアドバイザー養成講師育成講座を手掛ける。
 


初登場の紙面(2008年10月16日号に掲載)
 

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撮影/桑村ヒロシ 文/比嘉千賀子(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美リターンズ<24>
第1903号 2024年1月25日掲載

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