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2022年12月29日更新

【年末年始特別号】Over40からの飛躍!|学研くわえ教室・みやざと教室 桑江淳枝さん|学研の先生へ

人生100年時代。いくつからでも、新しい自分になれる! 40歳以上で新たな仕事に挑戦し、飛躍した4人を紹介します。仕事を楽しむヒントが満載です。

 臨時職員から個人事業主に 
学研くわえ教室・みやざと教室
桑江 淳枝さん

子育て中に学研教室を開く

桑江淳枝(あつえ)さん(54)は、40歳の時に北谷町桑江で「学研くわえ教室」を開いた。自宅のリビングを教室としてスタートしてから14年。現在は、北谷町と沖縄市で二つの教室を運営している。


学研くわえ教室で生徒を指導する桑江淳枝さん。生徒一人一人の個性に合わせて分かりやすく丁寧に指導

桑江さんは30代のころ、4人の子どもを育てながら銀行や公共施設でパート・臨時職員として働いていた。臨時職員は1年契約で継続ができず、1年ごとに職場を転々とした。なんとか定職に就きたいと就職活動をしたが、面接までいっても子育て中という点が引っかかり全て不採用に。そんな中、出合ったのが学研教室の説明会。桑江さんは「上の子ども2人が学研教室に通っていたこともあり、私自身も先生に頼まれて採点のアシスタントをしたこともあって、学研教室の良さは知っていた。思い切ってやってみようと思った」と振り返る。

教室を運営する個人事業主として、すべてが自己責任になるという不安もあったが、研修では教室の運営の仕方や経理についても事務局のマネジャーが丁寧に教えてくれ、心強かったという。「困ったことや分からないことは、先輩であるほかの教室の先生たちも相談にのってくれて、個人事業主といってもまったく一人ではないという安心感があった」と語る。

最初は自宅のリビングを使って教室をスタート。幼稚園と小学2年の下の子2人も一緒に勉強させた。「初めのころは生徒の指導が大変だった。生徒が引っかかる問題について自分では理解していても、それをどう分かりやすく説明するか苦心した。自作の教材を使って理解を促すなど工夫した」と桑江さん。次第に生徒の数も増え、教室を小学校のすぐ近くの貸間に移した。そして、52歳の時に沖縄市宮里にも教室を開いた。現在はアシスタント2人と協力して二つの教室で指導している。


生徒の成長がやりがい

教室では幼児の時から通い続けて、長い付き合いになる子も多く、その成長を見守るのが楽しいという。「教室を卒業しても何かと連絡をくれる子もいるし、地域で成長した姿を見かけることもあり、わが子と接するような気持ちになる」と笑顔で話す。

桑江さんの今の目標は70歳まで教室を続けること。「学研の先生には定年がないので、本人のがんばり次第で長く働き続けられるのもいいところ。これからも地域の子どもたちを見守り続けたい」と話した。



学研教室に通う生徒の皆さん。和気あいあいとした雰囲気



学研くわえ教室・みやざと教室 電話=090(5949)8094




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『週刊ほ〜むぷらざ』年末年始特別号 「Over40からの飛躍!!」
文/池原拓
第1847号 2021年12月29日掲載

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