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2021年12月16日更新

[沖縄]話そう! 女性のカラダのコト⑧ 手指のこわばり 実は更年期症状!

女性のヘルスケアについて、婦人科ドクターの高宮城直子さんと、友人の医学博士、エリセーバ・オリガさんが、女子会トークでレクチャー。今月は「手指のこわばり」に代表される更年期の関節痛について、お二人の経験談をもとに治療法やセルフケアを紹介します。(徳正美)

手指のこわばり 実は更年期症状!


 直子 関節リウマチでないことを確認後、漢方薬やホルモン療法を試して

 オリガ  へバーデン結節は、中高年女性によくある症状。早めに受診を!




 オリガ  私が手指のこわばりを感じたのは42歳の時。足の関節も痛くて、朝起きるのに1時間くらいかかってた。痛みは波のように襲ってくるから猫みたいにソファで丸まって。予測できないのがツラい。天気が悪いとひどくなるしね。最終的には抗炎症剤と漢方を使って良くなるまでに3年。更年期症状の一つだとは思いもよらなかった!

 直子  私は手指の腫れぼったさや曲げにくさに加えて関節にコブもできて、後でヘバーデン結節と分かった=イラスト。ペットボトルのフタは開けられないし包丁も握れない、鉛筆が触れただけでヒィーッとなるから仕事を辞めて。このまま介護されるんじゃないかと思った矢先、更年期学会でホルモン療法の話を聞いて低容量ピルを飲んだら、2週間でウソのように痛みが消えて、半年後には開業した!

 オリガ  関節リウマチは自分で自分の関節を攻撃する自己免疫疾患で、治療しないと関節が壊れてしまう。一方、更年期の手指のこわばりは、免疫やホルモンが関係するのは分かっているけど詳細な研究はこれから。

 直子  私たちは重症だったけど、一般的には手だけ痛いとか、四十肩・五十肩みたいな痛みや関節の動かしにくさを感じることが多い。リウマチと似てるから整形外科を受診する人が多いけど、なかなか分からないんだよね。命に関わる病気でもないから「年のせい」と帰されたりして。

 オリガ  それは我慢しろってことだよね。痛いのに!

 直子  本当にツラかった。


 オリガ  ヘバーデン結節は出産後の女性にも出るけど、生理が始まると自然に治まるから分からない人が多いんだよね。でも閉経に向かう更年期に出ると治りづらいし、放っておくと2年くらいで関節が完全に曲がちゃうから早めの受診が大事。

 直子  うちの看護師さんは変形して水がたまって、腫れて指が曲がらないから手術した。私は曲がった指がしばらく戻らないバネ指も経験したよ。

治療としては、まずは整形外科や膠原病内科に行って、血液検査で関節リウマチじゃないことを確認すること。違えば更年期症状と考えられるので専門の婦人科で相談を! 漢方薬やホルモン療法などで症状が和らぐ可能性がある。


 オリガ  運動も、関節と筋肉に炎症を抑える物質が作られるから楽になる。泳ぐ、歩く、ヨガ、ストレッチなどもいい。私のおばあちゃんは、下着で足の付け根を締め付けられるのが嫌で、ゴムを抜いてた(笑)

 直子  あと日本人に一番多い更年期症状は肩コリ。姿勢に気をつけて運動したり、私のように鍼灸、マッサージ、整体に通うのも手。自分に合うケアを探してみて。




たかみやぎなおこ/Naoko女性クリニック院長。1961年、長崎県生まれ。佐賀医大(現佐賀大医学部)卒業後、87年に来県。琉大医学部附属病院や県内の公立、個人病院等で産婦人科医として勤務後、開業。1女2男の母。産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、更年期に関するメノポーズカウンセラー



えりせーばおりが/沖縄科学技術大学院大学(OIST)アクセラレーター プロジェクトリーダー。1971年、ベラルーシ出身。同国立医科大学卒業後、国立血液研究所医師をへて96年来日。大阪大学医学博士課程を修了後、OIST、理化学研究所にて癌免疫研究。自身の更年期を機に女性の健康に関する研究に着手
『週刊ほ〜むぷらざ』話そう! 女性のカラダのコト⑧
第1793号 2021年12月16日掲載

 

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