毎日レシピ
2020年10月29日更新
[まるっと使い切り]紅イモ|腸内環境良くし免疫力アップ
[3]旬の紅イモをいろいろな調理法で、おいしく食べよう! 管理栄養士の長嶺由香さんが、おにぎりから汁物まで、多彩な紅イモのレシピを紹介します。
沖縄銘菓でもおなじみの紅芋は、食物繊維が豊富で腸内環境に良く、免疫力低下の予防にもつながります。ビタミンC、抗酸化作用もある優れた食材です。今が旬の紅芋を、おなじみのお菓子や天ぷら以外に、さまざまな調理法で取り入れましょう。
【含まれる栄養素】
ビタミンA…目の粘膜形成、正常な働きを促す。免疫力低下の予防。
ビタミンC…コラーゲンの生成。鉄の吸収を助ける。血管の老化を防ぐ。紅芋のビタミンCは加熱しても損なわれにくい。
食物繊維…整腸作用。生活習慣病の予防。
アントシアニン…抗酸化作用。眼精疲労回復、視力改善作用。
カリウム…取り過ぎた塩分を体外に排せつする。
紅芋とチーズのおにぎり
【材料(5人分)】
白米……………………2合
紅イモ………………1/2本
クリームチーズ……50g
【作り方】
①紅イモは皮をむいて、2cm角のさいの目切りにする。
②チーズを紅イモと同じ大きさにカットする。
③炊飯器に洗米した白米、2合分の水、①の紅イモを入れて炊飯する。
④ご飯が炊きあがったらボウルに移して粗熱を取り、②のチーズを加えて混ぜ合わせる。
※ご飯の粗熱を取るのは、チーズが熱で溶けないようにするため。
★紅イモのビタミンと、チーズのカルシウムで骨を丈夫に! お弁当にいれると華やかでキレイ。
揚げない大学芋
【材料 (4人分)】
紅イモ…………1本(250g)
油……………………大さじ2
しょうゆ……………小さじ2
砂糖…………………大さじ1
はちみつ……………小さじ5
水……………………大さじ2
ごま………………………少々
【作り方】
①紅イモはよく洗い、皮はむかずに棒状にカットする。
②しょうゆ、砂糖、はちみつ、水を合わせておく。
③フライパンに油と①を入れ、ふたをして弱火で約7分加熱する。紅イモ全体に油が絡んで火が通るよう、時々かき混ぜる。
④③に②を加える。弱火のままさらに約7分加熱する。
⑤水分が飛んでツヤが出てきたら、ごまを振りかける。
★火が通りやすいようにカットすることで、揚げる手間が省ける。
紅芋マッシュ
【材料(4人分)】
紅イモ……………1本(250g)
スキムミルク…………大さじ2
砂糖……………………小さじ4
バター……………………15g
※スキムミルクが無い場合は、バターを30gにする。
【作り方】
①紅イモは皮をむいて輪切りにする。
②①をゆでて、紅イモが軟らかくなったら、ボウルにあげて、熱いうちにつぶす。
③②にスキムミルク、砂糖、バターを加えて、混ぜ合わせる。
★スキムミルクがコクを出し、優しい甘さに仕上がる。子どもや高齢者のおやつにも良い。
紅芋のすまし汁
【材料 (2人分)】
紅イモ………………1本
玉ネギ……………1/4玉
エノキタケ………1/2袋
だし汁………600ml
しょうゆ………小さじ1
塩………………2つまみ
【作り方】
①紅イモは皮をむいて半月切りする。玉ネギとエノキタケは食べやすい大きさに切る。
②鍋にだし汁と①を入れ火をつける。
③②が沸騰したら中火にして、紅イモが軟らかくなったらしょうゆと塩で味付けする。
★イモとキノコの相乗効果で腸内環境を整え、免疫力アップ! お好みのキノコでOK。長嶺由香(ながみね・ゆか)
【含まれる栄養素】
ビタミンA…目の粘膜形成、正常な働きを促す。免疫力低下の予防。
ビタミンC…コラーゲンの生成。鉄の吸収を助ける。血管の老化を防ぐ。紅芋のビタミンCは加熱しても損なわれにくい。
食物繊維…整腸作用。生活習慣病の予防。
アントシアニン…抗酸化作用。眼精疲労回復、視力改善作用。
カリウム…取り過ぎた塩分を体外に排せつする。
紅芋とチーズのおにぎり
色鮮やかで弁当にぴったり!
【材料(5人分)】
白米……………………2合
紅イモ………………1/2本
クリームチーズ……50g
【作り方】
①紅イモは皮をむいて、2cm角のさいの目切りにする。
②チーズを紅イモと同じ大きさにカットする。
③炊飯器に洗米した白米、2合分の水、①の紅イモを入れて炊飯する。
④ご飯が炊きあがったらボウルに移して粗熱を取り、②のチーズを加えて混ぜ合わせる。
※ご飯の粗熱を取るのは、チーズが熱で溶けないようにするため。
★紅イモのビタミンと、チーズのカルシウムで骨を丈夫に! お弁当にいれると華やかでキレイ。
揚げない大学芋
切り方工夫し揚げる手間要らず
【材料 (4人分)】
紅イモ…………1本(250g)
油……………………大さじ2
しょうゆ……………小さじ2
砂糖…………………大さじ1
はちみつ……………小さじ5
水……………………大さじ2
ごま………………………少々
【作り方】
①紅イモはよく洗い、皮はむかずに棒状にカットする。
②しょうゆ、砂糖、はちみつ、水を合わせておく。
③フライパンに油と①を入れ、ふたをして弱火で約7分加熱する。紅イモ全体に油が絡んで火が通るよう、時々かき混ぜる。
④③に②を加える。弱火のままさらに約7分加熱する。
⑤水分が飛んでツヤが出てきたら、ごまを振りかける。
★火が通りやすいようにカットすることで、揚げる手間が省ける。
紅芋マッシュ
優しい甘さの手軽なおやつ
【材料(4人分)】
紅イモ……………1本(250g)
スキムミルク…………大さじ2
砂糖……………………小さじ4
バター……………………15g
※スキムミルクが無い場合は、バターを30gにする。
【作り方】
①紅イモは皮をむいて輪切りにする。
②①をゆでて、紅イモが軟らかくなったら、ボウルにあげて、熱いうちにつぶす。
③②にスキムミルク、砂糖、バターを加えて、混ぜ合わせる。
★スキムミルクがコクを出し、優しい甘さに仕上がる。子どもや高齢者のおやつにも良い。
紅芋のすまし汁
イモ+キノコで腸内環境整える
【材料 (2人分)】
紅イモ………………1本
玉ネギ……………1/4玉
エノキタケ………1/2袋
だし汁………600ml
しょうゆ………小さじ1
塩………………2つまみ
【作り方】
①紅イモは皮をむいて半月切りする。玉ネギとエノキタケは食べやすい大きさに切る。
②鍋にだし汁と①を入れ火をつける。
③②が沸騰したら中火にして、紅イモが軟らかくなったらしょうゆと塩で味付けする。
★イモとキノコの相乗効果で腸内環境を整え、免疫力アップ! お好みのキノコでOK。
長嶺由香(ながみね・ゆか)
管理栄養士。国際中医薬膳師。県栄養士会会員。
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1735号 2020年10月29日紙面から掲載」