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2018年11月1日更新

胃腸に優しいスープ|酵素でイキイキ!

麹(糀)を使った調味料や簡単な料理を紹介。
執筆者:仲宗根悦子<08>

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前回に続き、トマト塩糀を使ったレシピを紹介します。トマト塩糀はトマトの栄養価が高く、うまみ成分も多いので、濃い味付けが不要です。
ぜひ作ってほしいのが、「野菜スープ」です。加熱することで、たっぷり野菜がとれます。トマト塩糀を使うと、スープの素無しでも、うまみは十分。ヘルシーで、飽きがきません。酵素の力で具材が軟らかく、食べやすくなります。スープには、野菜やトマト塩糀のビタミン、ミネラルが溶け込んでいます。ミキサーにかけてポタージュにすると、より胃腸に優しくなり、小さなお子さんの離乳食や、お年寄りにもお勧めです。冷凍保存をしておくと、朝に温めるだけでおいしくいただけます。
サッと作れる「トマトの卵とじ」は、朝ごはんや副菜にぴったりですよ。



野菜スープ
キャベツ、カボチャ、タマネギ、ニンジン、キノコ各100g、トマト塩糀大さじ1
※好みでかつおぶしや昆布、みそ、トマト、その他の野菜を加えてもよい。

①野菜を食べやすい大きさにカットして鍋に入れ、水をかぶるくらい入れる。
②ふたをして、沸騰したら中火にして20分煮込む。
③トマト塩糀で味を調える。

※保存容器に入れ冷凍で1カ月保存可能。




トマトの卵とじ
卵2個、トマト1個、トマト塩糀小さじ1/3、こしょう少々、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1/2

①トマトはくし型に切る。卵を割って、トマト塩糀を入れてほぐして15分ほど常温で置き、発酵させる(卵焼きにも応用可)。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、トマトをザッと炒めたら卵を流し入れ、半熟程度に軽く炒め、こしょうで味を調える。



トマト塩糀
米糀200g、100%のトマトジュース200ml、塩60g

①容器にトマトジュースを入れ、塩を加えてよく混ぜ、米糀も加えてよく混ぜる。
②常温で軽くフタか布巾をかぶせて10日ほど置く(1日1~2回混ぜる)。

※3カ月保存可。


仲宗根悦子さん|仲宗根糀家代表取締役社長
執筆者
仲宗根悦子
仲宗根糀家代表取締役社長。米糀や発酵調味料の製造・販売、講演を行う。ビジネスサプリメントアドバイザー、ホリスティック栄養アドバイザー


毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1632号 2018年11月1日紙面から掲載」

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