山椒が香る　グルクンの木の芽みそ焼き｜沖縄のごちそうレシピ

沖縄料理に精通した松本料理学院の松本嘉代子学院長が教える「ごちそうレシピ」。山椒の若芽である木の芽をみそと合わせ、グルクン（沖縄の県魚：和名タカサゴ）を風味よく焼き上げました。別の白身魚でも作れます。

山椒の鮮烈な香りが生きる木の芽みそが上品な味わいに。グルクンのイメージが変わる！

グルクンの木の芽みそ焼き

調理時間30分

グルクンの木の芽みそ焼きの材料（5人分）
グルクン（たかさご）	10切れ
酒・塩	各少々
白みそ	50g
卵黄	１個分
酒	大さじ１・1/2
砂糖	大さじ１
木の芽	18〜20枚
だし	大さじ２

たかさごの木の芽みそ焼きの作り方
１.	グルクンは酒を振り、薄塩をしておく。
２.	鍋に白みそ、卵黄、酒、砂糖を混ぜ合わせ、中火にかけて程よい固さに練り上げる。
３.	すり鉢で木の芽をすり、②の合わせみそ、だしを混ぜ合わせる。
４.	③に①のたかさごを20分くらい漬け込む。
５.	鉄弓（魚などをあぶる格子網）を置いてじか火か、180度のオーブンで8分焼く。※プリッとした食感が特徴のグルクンがみそと馴染んで、ほどよく仕上がる。

講師
松本嘉代子（まつもと・かよこ）
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会教員認定資格特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。