毎日のレシピ
2016年4月7日更新
ヨモギを使ったフーチバージューシー|沖縄のごちそうレシピ
沖縄料理に精通した松本料理学院の松本嘉代子学院長から、琉球料理のイロハを教えていただく「イチから琉球料理」コーナーで紹介したレシピです。これが作れたら、あなたは沖縄料理人!? 今回はだしのうま味を生かし、ヨモギの香りがクセになる「フーチーバージューシー」です。
フーチバー(ヨモギ)を使って、じんわりだしの味を
フーチバージューシー
米 | 1カップ |
かつおだし+豚だし | 8カップ |
豚三枚肉(ゆで) | 100g |
フーチバー(ヨモギ) | 50~60g |
塩 | 小さじ2 |
しょうゆ | 小さじ1 |
油 | 小さじ2 |
1. | 米は30分前に洗ってざるにとっておく。 |
2. | フーチバーは葉を摘み、水の中でもみ洗いをする=写真①。大きければ食べやすい大きさに切って使う。※もみ洗いするのは、フーチバーに傷を付けて、水の中にアクを出すのが目的。 |
3. | 丸ごとゆでた豚三枚肉は短冊に切る。 |
4. | 鍋に米とだし、三枚肉、フーチバーを入れる。さらに、塩、しょうゆ、油を入れて混ぜる。 |
5. | 4を強火にかけて沸騰させ、アクをとったあと弱火で静かに煮る=写真②。途中でかき混ぜないように注意(みそ味にするときは火から下ろす間際にみそを溶いて加える)。とろみがついたら、出来上がり。 ※弱火の火加減は[火力が弱すぎると米と水が分離してしまうので、「グツグツ」と具が動くくらいの火加減で煮込む]。 |
講師
松本嘉代子(まつもと・かよこ)
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会 教員認定資格 特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。
編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』松本嘉代子のイチから琉球料理・第1499号 2016年4月7日掲載
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