毎日のレシピ
2018年4月5日更新
甘酒でアンチエイジング「酵素甘こうじ(甘酒)」|酵素でイキイキ!
麹(糀)を使った調味料や簡単な料理を紹介。
執筆者:仲宗根悦子<01>
これから毎月、麹(糀)を使った調味料や簡単な料理を紹介します。麹の生み出す「酵素」の素晴らしさを、みなさまに伝えていけたらと思います。
そもそも麹とは、米や麦などの穀物に麹菌をつけて繁殖させたもの。麹菌は発酵の過程で、数々のビタミンや必須アミノ酸、300種類以上の酵素を作り出します。
こうした酵素を手軽に取れるのが、今回紹介する「酵素甘こうじ」(甘酒)です。麹で作った甘酒は酵素の宝庫で、消化を助けてくれます。甘酒を食前にいただくと、消化酵素が節約でき、新陳代謝が活性化。内臓の働きや血流が良くなることで、アンチエイジングに役立ちます。また、甘酒は飲む美容液とも言われ、麹菌は美白成分として化粧品にも使われています。
ぜひ、ご自分で作って、取り入れてみてください。酵素は温度が低過ぎるとうまく働かず、上昇し過ぎると失活してしまうので、温度管理に気を付けましょう。飲むときも、電子レンジや直火でなく、60度前後の湯せんで温めてください。
酵素甘こうじ(甘酒)
材料
米1合
水800ml
水200ml
米糀200g
作り方
- 炊飯器で一合のおかゆを作る。
- 1に水を200ml加え、温度が58~60度になるまで冷ましたら、米糀を加えてよく混ぜる。
- 炊飯器を開けて清潔なふきんをかぶせ、時々混ぜながら、7時間保温する(60度前後をキープする)。
★ミキサーでかき混ぜると、よりおいしくなる。
★冷蔵庫で1週間ほど保存可能。冷凍庫で約3カ月保存できる。
執筆者
仲宗根悦子
仲宗根糀家代表取締役社長。米糀や米糀を使った商品の製造・販売、講演を行う。ビジネスサプリメントアドバイザー、ホリスティック栄養アドバイザー。
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1602号 2018年4月5日紙面から掲載」