毎日のレシピ
2016年9月9日更新
とうがんの銀あん仕立て|沖縄のごちそうレシピ
沖縄料理に精通した松本料理学院の松本嘉代子学院長が教える「ごちそうレシピ」。【和風仕立てであっさり】旬の冬瓜を和風仕立てであっさりと、いつもとは違う味わいが楽しめます。

涼しげなひすい色が美しい
とうがんの銀あん仕立て
| トウガン | 400g |
| 重曹と塩 | 少々 |
| 水 | 適量 |
| カニ(むき身) | 適宜 |
| 一番だし | 3カップ |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 薄口しょうゆ | 少々 |
| 水溶き吉野くず | 少々 |
| ワケギ | 少々 |
| 1. | トウガンは薄めに皮をむいて5cm角に切り、重曹と塩を混ぜたものをこすりつけ、しばらく置く。次に、皮側に斜めに細かい切り込みを入れる。![]() ※皮を厚くむくと緑の部分がなくなってしまうので、できるだけ薄くむく。 ※重曹と塩を塗るのは、色を鮮やかに出すため。 |
| 2. | 鍋に1のトウガンを入れ、水をかぶるくらいたっぷり入れて軟らかくなるまでゆでる。![]() ※皮の部分を上にしてゆでる。 |
| 3. | 一番だしに塩と薄口しょうゆを加えて、やや濃いめの吸地を作り、2のトウガンをつけておく。 |
| 4. | カニは食べやすい大きさにそろえておく。 |
| 5. | 3のトウガンを取り出した後、吸地に水溶き吉野くずを入れ、ゆるやかな濃度をつけて銀あんを作る。 |
| 6. | 器に3のトウガンと4のカニを盛り付け、5の銀あんを注ぎ入れ、ワケギを飾る。 |
講師
松本嘉代子(まつもと・かよこ)
1969年、沖縄県那覇市に松本料理学院設立、学院長。NPO日本食育インストラクター1級、全国料理学校協会 教員認定資格 特別師範、栄養士。琉球料理、沖縄家庭料理に精通し、幅広く活動。タイムス住宅新聞社発行の週刊ほ〜むぷらざで「ごちそうレシピ」「沖縄の行事と食」「イチから琉球料理」などのコーナーでもその魅力を多くの人に発信している。

編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』ごちそうレシピ・第1521号 2016年9月8日掲載
[レシピ・冬瓜・銀あん]














